アスペルガーの私を嫌うあなたへ、どうして完璧主義ではいけないの?

「アスペルガーの私を嫌うあなたへ、どうして完璧主義ではいけないの?」

「もう一度、仕事を徹底的に見直そう!」という合言葉で、書類整理を中心にひとつひとつの情報を私自身が見直しを始めました。

驚くかもしれませんが、講演家や著者といった華やかに見える立場でも、私の仕事の8割以上は多くの人が「雑務」と思うようなことです。雑務こそが仕事です。そのことを肝に銘じない限り、夢ばかりを見て日々の業務がつまらなくなり、そしてすぐに辞めてしまうことになる。ある有名アーティストの方も同じことを言っていました。芸術作品の製作のために世界中を旅しているように見えるかもしれないけれど、それは年間一ヶ月にも満たないことで、あとは自宅兼仕事場で企業から依頼を受けたパンフレット作りなどに携わっていると。大企業に勤める夫も、部署は企画やマーケティング、そして海外駐在と、いわゆる花形部署ですが、日々していることはとても地道な調査や書類作りが中心です。

仕事を楽にしていく工夫はたくさんしていますけれど、今伝えたいことは、大切なことは人前に立つことよりもむしろ雑務の中にあるということです。

まして、私の会社は超小規模ですから、私自身が入金チェックやリマインダーなども行なっています。「アウトソーシングすればいいのに。」とよく言われますし、仕事内容によってはそうしている部分もありますが、細かい確認やコミュニケーションが必要なことも多く、「説明する労力の方が大きい」となり、自分でする方がいいという結論になるのです。何度か人に頼んで満足ができず、今、やはり私自身がという判断になり、毎日不眠不休で確認作業をしています。

アスペルガーであることに気遣っていただけることが、本を出版してから本当に多くなりました。たくさんの方の優しさに支えられ、日々は感謝の気持ちでいっぱいです。でも毎日顔を合わせて付き合う家族や、仕事仲間の間ではきれいごとだけでは通用しないことが多々あります。私の不安や完璧主義による細かさで、周囲を疲れさせてしまい、お互いに疲れが募り言葉もとげとげしくなります。私が介護職に携わっていた頃にも同じ葛藤がありました。何度も何度もトイレの心配をしている人、眠れない不安を訴える人、痛みを怖がる人、当たり前の不安なのですが、毎日数分おきに起こる訴えに疲弊してしまったことを思い出します。

昨年後半から、出版という大仕事があり、講演会も数多く重なったことから、雑務を人に任せる中で実はこんなことに苦しんでいました。

 

「任せたのなら、口を出さないでほしい。」

「任せのなら、人の仕事に不満を言わないでほしい。

「そんな不安を持つのはあなただけだから、心配をしなくていい。」

 

何か聞くたびに、このような受け答えに納得できな私ですから、度々口論が起こっていました。とても辛く疲労感に苛まれる日々でした。これが通勤や出版や天候不良などのストレスに加わっていたのです。冗談ではなく、何度か倒れるかもしれないと思いました。

 

でも昨日やっとわかってもらえたのです。

不器用な分、ひとつひとつバカみたいに繰り返しながら、私が不安だったことを確かめてみると、書き間違い、処理のし忘れ、根本的な理解不足、連絡ふ行き届き、が山ほど出てきました。繰り返し頼んであったこともです、抜け落ちていたことは簡単なことばかりでした。

 

「これだけ抜けがあったなら、私はもう正々堂々と心配をしていいよね?」

「私が不安に思うことに応えてもらえたら、みんなが安心できるよね?」

 

誤解をして欲しくないのが、私は関わってくれた人の落ち度を伝えたいのではないのです。私は極度な心配性で、そのことが人にストレスを与えることも、ときには不要な心配であることもわかっています。でも、雑務は文字どおりに雑に行われがちです。もしも私の細かさに合わせてもらえたら、そこには本当に安心できる結果が間違いなく残るのです。ほとんどの人がしないことです。そこまで求めることは過剰です。嫌になって当たり前、怒って当たり前。

でもここは、私という発達障害者がいる場所ですから、つきあっていただきたいのです。

 

どんなに説明してもわかってもらえないときに、口をついて出るのは、「お金を払っているのは私でしょう?」という言葉でした。そのことも人の嫌気を増幅していました。そうまで言ってもわかってもらえなかった不安を、いくつかの事件があってようやくわかってもらえました。発達障害者の暴言には、ときにそんな追い詰められた背景があるのです。

 

アズさんはおおごとに思っているけれど、みんな気にも留めていないよ。なんでいけないの?としか思っていないよ。

 

本当に、現実はそうなのでしょう。

アスペルガーの特質であるコミュニケーション不全、コミュ障の苦しみは深く、まるで自分以外が全員知らない外国語を話すクラスにぶち込まれたようで、言いたいことも伝わらなければ、相手の言っていることもわかりません。

どうか、接点を見出せますように。ほんのすこし前進がありました。希望が見えてきた思いです。

 

 

 

 

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私が代表をつとめる恵比寿・広尾に位置する広尾88アカデミーでは、植物療法(フラワーエッセンス)、占術、スモールビジネスノウハウを学ぶことができます。たくさんの方が楽しく学び、指導者として成長をしています。私自身は発達障害を持つ経営者として、セミナー運営の他、出版、講演、テレビ出演などを行なっています。「アスペルガーですが妻で母で社長です。」5万部突破。「ザ・世界仰天ニュース」で特集されました。

アスペルガーと似ている状態には、認知症でも、貧血でも、老化でも、愛情不足でも、教育不足でもなります。薬があるわけではないので、生活習慣や人間関係の工夫など、共通の対策でずいぶん楽になります。私がお伝えする事に、「私と似ている」と思う事がひとつでもあれば、このブログはとても役立つはずですから、ぜひ継続して読んでください

 

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