アスペルガーと二次障害、うつ病の効用。

クリニックで「うつ」と診断されて、薬の飲み始めにだるくなったり味覚障害が出るなどの違和感があったので、約2ヶ月本当に出来ることだけをしてゆっくりしました。18年前のことですが出産の翌日には通販の発送手配を病院からしていたし、顔面神経麻痺になった時さえ、一週間後には講演会に出演していたので、こんなに休んだのは起業してから初めてのことかもしれません。

 

2~3時間睡眠が続き、経験をしたことがないこと、不快なことが立て続いていたので、心身疲労困憊していました。何よりも社内の人間関係がうまくいかず、コミュニケーション障害を持つ私がチームで働く課題を痛感しました。力を抜けば完成度が低いと自分が納得いかないし、一生懸命になれば周囲が振り回されてついていかれなくなってしまうのです。バランスをうまく取ることができませんでした。

 

眠れるようになったことからだんだんと体調が落ち着き、気をつけながら数日前に通常業務に復帰しました。

 

私の中では「本番」と呼んでいる、講座や講演会、出張も含めてのそれらは、もう何十回も何百回も同じことを繰り返している仕事なのでなんとかこなせるのです。体力は消耗しますが、時間が限られている仕事でもあるのでなんとかなります。

 

そもそも苦手な事務仕事。時間管理や名簿の管理、お金の計算、連絡事項などが、本当に出来なくなっていました。メールやメッセージのレスポンスも申し訳ないのですが見ないことにしていました。これからは全部「頭を使う仕事」なのです。コミュ障ですから、人にお礼を言うことひとつ、考え抜かないと言葉が出て来ません。事務仕事のアルバイトをお願いし、そこから離れない限り回復しないと割り切りました。

 

うつ病は数回経験している二次障害です。ストレスを溜めやすい発達障害者が、二次的にいくつかの疾患にかかりやすいことを「二次障害」と言います。うつ病、摂食障害、睡眠障害、不安神経症、強迫神経症などが主な二次障害。これらは発達障害者ではない方もかかる病気ですが、特に発達障害者はかかりやすいので気をつける必要が出てきます。

 

私も普段は、二次障害にだけは陥らないように予防につとめ、かつてうつ病になっていた頃のことを、「自己管理不足」と反省をしていました。二次障害をとてもネガティブに捉えていたのです。もちろんかなりの苦痛を伴うものでなりたくないことには変わりないのですが、今回は少し違う感じ方が生まれました。

 

二次障害になるまでがんばった自分を褒める

広尾にオフィスを構えてからが特にそうなのですが、私自身のレベルやキャパを超えたことをこなし続けてきたと言う自負がありました。そして、人間関係のトラブルも、フェアに処理できるように、専門家や先輩などたくさんの人の力も借りて、自分なりに納得のいく対応をしてきたので、「もうこれ以上はできなかったな。」と思えたのです。ですから、あまり自覚症状がなくクリニックに行って、「うつ病になっています」と言われた時には、「こんなになるまでがんばったならいいじゃないか。」と納得ができたのです。人それぞれ経験値や得意分野が違いますから、どんなケースでも、どんな病気でも、動けなくなったら、その時点で「それ以上はできなかった、最大の努力をした」と考えた方がいいのではないかと思えました。二次障害になったら、ダメになったと自分を責めるのではなく、そこまでがんばった自分を褒めてあげましょう。

二次障害は死なないためのサーモスタット

ドクターのアドバイスを冷静に聞いて、これ以上寝ないで、食べないでトラブル対処をし続けたら、体がさらにぼろぼろになっていったとようやくわかりました。休息を取らなければ「死ぬ」と思いました。うつは私が焼き切れないように強制終了のボタンを押した、サーモスタットのようなものだったのです。

 

二次障害になって丁度いい人間関係

そして切ないことに、私がうつになって、おとなしくなったら人間関係が途端にスムーズに動き出しました。本気を出せない、本音をぶつけられない。助けてもらってばかりなのでさすがに申し訳ない気持ちが先に立ち、仕事仲間には「ありがとう」と「ごめんなさい」くらいしか言うことができません。オフィスは私が一生懸命な頃よりもずっと雰囲気が良くなって、仕事もスムーズに進んでいます。私の一生懸命はただのから周り、いらない完璧主義なのでしょう。例えば本を書く時や、講演会の時など、特別なパワーが必要な時だけ、スイッチを入れれば良いのかもしれません。その切り替えもまた下手くそなのですが。周囲の人も、病人だと思って、さらに失敗も大目に見てくれますからお互いに和やかです。ここだけの話、私のことを発達障害者だと言うことを忘れてしまう人がほとんどなので、「弱っている人」と意識してもらえる環境も大変助かるのです。

 

ブログ書いていることは私の体験談です。一言で「発達障害」と言っても、その特性と個性が合わされば人となりも対策も千差万別になります。何か役立つ共通項があれば良いのですが、一人一人”自分の場合は”をゆっくり探して見てください。何か参考になれば幸いです。お互いに優しい気持ちが行き交うように、励ましあっていきましょう。

 

 

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私が代表をつとめる恵比寿・広尾に位置する広尾88アカデミーでは、植物療法(フラワーエッセンス)、占術、スモールビジネスノウハウを学ぶことができます。たくさんの方が楽しく学び、指導者として成長をしています。私自身は発達障害を持つ経営者として、セミナー運営の他、出版、講演、テレビ出演などを行なっています。「アスペルガーですが妻で母で社長です。」5万部突破。「ザ・世界仰天ニュース」で特集されました。

アスペルガーと似ている状態には、認知症でも、貧血でも、老化でも、愛情不足でも、教育不足でもなります。薬があるわけではないので、生活習慣や人間関係の工夫など、共通の対策でずいぶん楽になります。私がお伝えする事に、「私と似ている」と思う事がひとつでもあれば、このブログはとても役立つはずですから、ぜひ継続して読んでください

 

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