こんにちは!
広尾88アカデミーのアズ直子です。
2009年に「アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)」
発達障害当事者です。
2011年に、私自身の経験と工夫を綴った、
『アスペルガーですが、妻で母で社長です』(大和出版)
それがNHKで紹介されたことからベストセラーになりました。
あれから年々、発達障害への関心は高まり、
出版や講演で忙しく飛び回っています。
全国の教育機関に招いていただいての講演会では、
発達障害当事者、ご家族、学校の先生、医療関係者、
これまで3万人を超える方にお話を聞いていただきました。
そして、質問やご相談などでいただくのは、
ほとんどが、”情緒不安定”に起因する問題や、
”情緒不安定”そのものを、
約8年、そうしたお悩みへの対策を、
医師やカウンセラー、ソーシャルワーカーなど、
たくさんの専門家の方に相談をしながら構築してきました。
そして、その成果をまた講演会や研修でお伝えをしてきたところ、
驚くほどたくさんの方から、
「気づきが得られた」
「対策がわかった」
「うまくいった」と、
その方法は、
言葉がけと、簡単な動作で感情を落ち着けていく方法です。
特別な道具も必要なければ、
難しい技術も必要ありません。
安全で、簡単で、そして何よりも、
「感情整理」をあなたも学んでみませんか?
感情整理を学ぶワンデイ講座
(こんなお悩みはありませんか?)
発達障害を持つ人がそばにいて・・・
✔︎キレやすい。
✔︎落ち込むとなかなか浮上できない。
✔︎神経質で、ちょっとしたことで情緒不安定になる。
✔︎こだわりが強く、細かいことで動けなくなる。
✔︎予定の変更などに弱く、パニックを起こす。
発達障害を持つ人を支え続けて・・・
✔︎自分自身が疲れ果てている
✔︎どうしたら良いか、考えてばかりで堂々巡り
✔︎この先、どうなっていくのか不安でたまらない
✔︎攻撃的な言動に、いつもビクビクしている
✔︎誰にもわかってもらえない孤独感が強い
● マイナス感情があるだけで人生は辛くなる
誰かが、怒っていたり悲しんでいるだけで、
本人が辛いのはもちろんのこと、
周囲の人も心配が絶えないなど、
大変な負荷が心にかかります。
職場に一人、イライラしている人がいると、
どれだけそのこの雰囲気が重くなるか、
想像してみてください。
マイナス感情があるだけで、
人生は辛くなります。
幸せで楽しい人生から遠ざかってしまうのです。
ワクワクする、キラキラするなど、
”すごく幸せ”でなくてもいいのです。
でも、家に帰ればホッとできるような、
安心感のある生活は誰でも送りたいのではないでしょうか。
● マイナス感情が引き起こす体調不良
マイナス感情があるだけで、
人生は辛くなります。
さらに、そのことが影響をして、
体調不良が起こるとしたら、
その悩みは一層深いものになります。
緊張をするとお腹が痛くなることはありませんか?
イライラすると歯を噛み締めてしまうことはないですか?
不安を感じるとトイレが近くなる人はいませんか?
そうした体調不良が起こったときの困りごとは、
「できるはずのことができなくなる」ということです。
体の不調を治すのは病院ですが、
深くリラックスできるような言葉がけは、
家庭でもできる、予防の一助になるのではないでしょうか。
● これだけは避けたい、マイナス感情が人を巻き込む
緊張感や不安から、
体調に影響が出るのはとても辛いことです。
そしてさらに困るのは、
そのマイナス感情が、
好ましくなり行動につながり、
人を巻き込んでしまうことなのではないでしょうか。
イライラして、つい子どもに手を上げてしまった。
子どもさんも傷つき、またご自身も辛く思うことでしょう。
緊張や不安から人の目を見てうまく話せず、
仕事がなかなか続かない。
家族にも心配をかけてしまう。
マイナス感情が人を巻き込むと、
多くの人が悩む「人間関係」の問題に陥ることがあります。
本当は助けあいたい、仲良くしたいのに、
それが大きなストレスになっていくことは、
なんとしてでも避けたいことなのではないでしょうか。
マイナス感情があるということで、
それがあるだけでも辛い。
体調不良につながれば出来ることも出来なくなってしまう。
人を巻き込むと人間関係も辛いものになる。
こんなに広い範囲のことが影響を受けるのです。
● 人を混乱させる言葉、落ち着かせる言葉
こうした「マイナス感情」を鎮める方法はたくさんあります。
嫌な気持ちになったり、
ストレスを抱えた時。
スポーツで解消する人もいるでしょう。
カラオケで歌って解消する人もいるでしょう。
買い物でスッキリする人もいるでしょう。
美味しいものを食べるのも良いかもしれません。
「感情整理」で用いる方法は、
言葉がけと簡単な動作です。
これなら、家庭でも学校でも、
誰でも行えますし、お金もかかりません。
少し言い方を変えるだけで、
言葉が人に与える印象は大きく変わります。
動作も複雑な体操のようなものではなくて、
そっとみぞおちに手を当てる、
グーパーグーパーを繰り返すなど、
小さな子どもや高齢者でも行えるくらい簡単なものです。
想像をしてみてください。
小学校1年生のお子さんが、
朝の食卓でジュースをこぼしたとします。
「何やってんの!ちゃんとしないさい!」と、
強い口調で言ったなら、
そのお子さんの感情はどのように動くでしょう。
驚き、緊張し、
失敗をしてしまったことに傷つき、
動けなくなってしまう子もいるでしょう。
「大丈夫、すぐにふけば問題ないから。」
と、笑顔で言ったなら。
そのお子さんの感情はどのように動くでしょう。
ホッとし、
ドキドキしながらも、だんだんと落ち着き、
その時に必要な行動を起こしやすくなるでしょう。
どちらの言い方を選択するとしても、
朝の忙しいとき、1分でも惜しい時間帯です。
内心、なんてことをしてくれたんだと憤り、
焦りを感じていることに変わりはありません。
でも、言葉は人に伝わるものです。
内心がどうであっても、
言葉の選び方ひとつで、
受け取る人の気持ちは大きく変わってくるのです。
一層緊張感を高めているお子さんと、
ドキドキしながらも落ち着きへ向かうお子さんと、
その状態よって、
言葉がけをしている大人の感情も変わっていくのではないでしょう
お互いに落ち着きに向かうことができる、
それも「感情整理」の利点なのです。
● ミスコミュニケーションも「言葉」から始まる
とっさの反応をする時にも、
言葉の印象は大きく人の心情を動かします。
もっと時間をかける、
丁寧なコミュニケーションでも、
その手段になるのは「言葉」です。
本当は、優しい気持ちからアドバイスをしてあげたかった。
なのに言葉の選び方で、
「プレッシャーをかけられた」
「意見を押し付けられた」と、
誤解をされてしまったら、
こんなに残念なことはありません。
発達障害者は、
言葉にも独特な感覚を持っていることがあります。
曖昧な言い方を理解することができず、
かえって混乱をしてしまうことがあるのです。
「ちゃんとし。」
「普通にして。」
「リラックスして。」
「がんばって。」
具体的な行動指針がない言葉に、
どうしたら良いかわからず、
途方に暮れてしまうことがよくあるのです。
「服の裾をズボンに入れて、ジャケットを羽織って。」
「電車の中では、おしゃべりをやめて座って。」
「3分間、横になって目を閉じて。」
「漢字を3回繰り返し書いて。」
「感情整理」で、
誤解を生みにくい適切な言葉がけを身につけられれば、
しっかりと聞いてほしい指示や、
大切な話し合いでのすれ違いも、
だんだんと少なくしていくことができるのです。
● 言葉で感情整理
それでは講演会でもご紹介をしている、
とても役立つ言葉がけをご紹介します。
「無理」「だめ」「できない」
これは私自身の口癖でもあった言葉です。
自己肯定感が低く、
また新しことにとっさに慣れる事が苦手なので、
すぐにこうした言葉で、
チャレンジを拒絶してしまうのです。
カウンセラーにこうした言葉の癖を指摘されたことがあり、
このように言い換えるようにしてみました。
「これは成長のチャンス」
「やってみます」
すると、だんだんとですが、
絶対に無理だという強い拒絶感が和らいで、
「もしかしたらできるかもしれない。」
という気持ちの変化が現れました。
そして、絶対に無理だと思っていた課題を、
クリアすることができたのです。
この言葉を変えるという習慣を、
生活の隅々にまで行き渡らせることで、
発達障害者という診断名にとらわれず、
様々なチャレンジができるよう、
マインドが変わっていったのです。
これは私の個人的な体験ですが、
このこともきっかけとなり、
言葉によって感情は変わる、
感情が変われば行動も変わり、
人生も変わっていくのだという確信を持ち、
「感情整理」を完成させ、
● 感情整理の向こうに
この「感情整理」は、
言葉がけと簡単な動作で行うものです。
家庭でも学校でも、
誰でも行えますし、お金もかかりません。
何かを飲ませたり、
マッサージのような刺激を与えることもないので、
小さなお子様にも高齢者にも、
障害がある人にも安心して提案することができる方法です。
講演会のように、
様々な事情のあるたくさんの方がいるシーンでも、
誰でもできる方法として、
お伝えしやすいというメリットがあります。
たくさんの人が一度に学べるということは、
家庭で、地域で、学校全体で、
足並みをそろえて実践をしやすい方法だと言うこともできます。
学んでくださった方の中には、
「感情整理」を手段として、
地域に大きな影響をもたらすことができる方も生まれています。
スタートは、
たった一言の言葉がけからですが、
たくさんの人と共有できる、
とても大きな力を用いる方法なのです。
<「感情整理」は下記の書籍でも紹介されています>
『ずっと生きづらかった私だからこそわかる
アスペルガーの子の「本当の気持ち」』(大和出版)
『マンガでわかる 私ってアスペルガー!?』(大和出版)
『毎日が楽しい人の小さな習慣』(PHP研究所)
『健』2017年6月号(日本学校保健研究所)
いずれも、アズ直子執筆
「感情整理」
今年で4年目の取り組みになります。
写真は認定インストラクターの高橋晴子先生。
【講義内容】
・発達障害者の感じるマイナス感情について |
・感情のバランスが崩れると起こること |
・マイナス感情を観察する |
・コミュニケーションの7ルール |
・マイナス感情の種類(7グループ・38種類) |
・感情整理実践 |
(こんな人に来て欲しい)
専門職の方も一般の方も、
わかりやすい内容でご一緒に学ぶことが出来ます。
・発達障害当事者の方
・発達障害の方のご家族
・学校の先生
・養護教諭の先生
・医療関係者の方
・カウンセラーなど相談業務に携わる方
・支援業に関わる方
・職場や地域に発達障害者の方がいる方
(写真)
(この講座で起きる変化)
・ご自身の気持ちが落ち着き、ほっとすることが出来ます。
・不安が和らぎ、将来に希望を持つことが出来るようになります。
・混乱を鎮める方法を身につけることが出来ます。
・カサンドラ症候群や燃え尽き症候群の予防が出来ます。
・当事者の気持ちを理解するきっかけをつかむことが出来ます。
・信頼できる情報の調べ方がわかるようになります。
・理解者や仲間とのつながりが出来ます。
【今だけのプログラム】
・発達障害のお子さんを育てるお母さんのために
家族、学校の先生、医師、地域の人に、
“発達障害”を分かりやすく伝えるための「感情整理」
・発達障害者を支える周囲の人にお願いしたい「感情整理」
【特典】
・発達障害者が感じやすいマイナス感情一覧
・感情整理カウンセリング割引チケット
(認定インストラクターが担当します)
感情整理を学ぶワンデイ講座
【講師プロフィール】
アズ直子(あずなおこ)
経営者・著者
1971年東京生まれ神奈川育ち。東京学芸大学卒。
在学中北京語言学院に国費留学。
輸送会社や貿易会社実務を経て、1998年に起業。
2009年に発達障害(アスペルガー・ADHD)
渋谷区広尾を拠点に、
発達障害の分野で出版や記事執筆、
著書は『アスペルガーですが、妻で母で社長です』(大和出版)
NHK、日テレ「ザ・世界仰天ニュース」等にも出演。
【お近くでご受講いただけます】
平塚英子(東京都あきる野市)