アスペルガーアズ直子、シャネルのスーツを買う

あまり知られていないことなのかもしれないけれど、

アスペルガー症候群と診断される女性は少ない。

 

男性当事者の方が圧倒的に多い。

 

まず数が少ない、

そして、女性であることで、

男性以上に求められる、育児や家事の役回りや、

細やかな気遣いのことで、特有の悩みが起こる。

 

私に講演依頼が多いのは、

もしかしたら発達障害のことで悩んでいる母親がとても多いので、

語れる女性当事者が求められるということがあるのかもしれない。

 

そんな私が心から敬愛している女性当事者(と言われいている人)が、

ココ・シャネル

 

シャネルが診断を受けたという記録はないけれど、

その言動や人生から、

そうなのではないかと言われている。

 

本を読んだり、映画を見たりして、

私ととても似ていると思った。

 

仕事に対して、異様な情熱を持っている。

なのに、自分の店のお針子にすら対人恐怖を感じたりもする。

 

口から溶岩がほとばしるように喋りもするそうだ。

 

女性経営者として、

いつもシャネルを見習おうとしている。

シャネルの残した数々の名言に支えられている。

 

翼を持たずに生まれてきたのなら、

翼を生やすために、

どんな障害も乗り越えなさい。

 

- ココ・シャネル -

 

だから、今年、本当に仕事を頑張って、

目標達成した暁にシャネルのスーツを買うと決めた。

 

予算は100万円。

 

その100万円、

まずは迷惑をかけている家族や、

何も贅沢をしてこなかった母にあげようかとも思ったけれど、

 

自分のためにシャネルのスーツを買い、それを着ることで、

いつでも軽く100万円を生み出すことが、

できる自分になろうと決めた。

 

口にすると現実が動くというのは本当らしい。

 

ご近所、白金に住んでいらっしゃる長友妙子さんとは、

ブログのお仕事を手伝わせていただいた関係で、

温かい交流をいただいている。

 

私の講演会にもわざわざ足を運んでくださったこともある。

 

芸能界や歌舞伎界、バレエ界などで活躍する一流の方々に、

服を選び身なりを演出をするスタイリスト。

第一線でご活躍の方である。

 

すみません、私にとっては雲の上の方です。

本当にいつも恐れ多くてたまらない。

 

ああでも、自分の本に書いた。

フェイスブックで尊敬する人とも繋がれる時代になった。

「雲の上の人」という言葉は今後なくなっていくだろうと。

 

まさにそんなことが起こっている。

 

その長友さんに、この夢物語をお話ししたところ、

なんと手伝ってくださると!

 

一生に一度の宝物として、

100万円もするシャネルのスーツを買うのに、

絶対に失敗をしたくない。

 

しかも私は今その100万円を持っていない。

これから生み出すので、

苦労をした末、やはり失敗したくない。

 

そもそもシャネルのスーツがどこで売っているのかも知らない。

 

プロフェッショナルの長友さんのお話によると、

プロの買い物には、

やはりその価値があると。

 

間違ったものは買わない。

要らないものの買わない。

 

その人に本当に似合い、長く愛せるものを選ぶには、

広く深くファッションの世界を知っている専門家の目が必要なのだそうだ。

 

「シャネルにアポとるわね。」と、

早速足を運んでくださったらしく、

今売っているスーツを何点か見せてくださった。

 

というか、シャネルってアポを取れるものなんだ。(汗)

 

まだどこかで半分、

これは無謀な夢だと思っている私には、

 

長友さんに、

「私がいれば大丈夫。」と言っていただけることで少しホッとできた。

 

何よりも、

「アズさんはもう成功者なのだから、いいものを持っていた方がいい。

テレビに出られる人はなかなかいない。」と言っていただけたそのことで、

 

普通に日常を送っているだけの、しかも障害者である自分の人生に、

なんだか光が差してきたような気持ちにもなった。

 

私も、自分のための夢を持ってもいいんだよね?

 

子どもの頃に何度も何度も読んだ本に、

「ハリスおばさんパリに行く」という児童書がある。

 

イギリス人のお掃除おばさんが、

お金持ちの家のお掃除を担当した際、

きらびやかなクリスチャン・ディオールのドレスを目にする。

 

そして、一念発起してお金を貯めて、

本当にパリに買いに行くのだ。

 

全然知らなかった、雲の上の世界に、

一人のお掃除おばさんが関わって行く。

 

この物語はまるで今の私だ。

 

 

障害者はかわいそう。

 

そんなイメージを語りづづけたくはない。

 

そもそも私は、「発達障害者のアズ直子」ではなく、

「経営者として成功したアズ直子」でいたい。

 

障害者枠を出ることも、私の大きな夢である。

 

 

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(長友妙子さんのブログ)

http://taekonagatomo.com

一般の方のパーソナルスタイリングも可能だそうです。

 

 

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アスペルガーと似ている状態には、
認知症でも、貧血でも、老化でも、愛情不足でも、教育不足でもなります。
薬があるわけではないので、
生活習慣や人間関係の工夫など、共通の対策でずいぶん楽になります。
私がお伝えする事に、
「私と似ている」と思う事がひとつでもあれば、
このブログはとても役立つはずですから、ぜひ継続して読んでください。

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