アスペルガー経営者のアズ直子です。
アスペルガーは予定の変更に弱いということは、
様々な本にも書かれていて、結構有名です。
私は特にそうなので、
最近では、日程の相談などは決まってから持ってきてくれる人が増えました。
手帳を開いて、ああでもないこうでもないが一番疲れます。
私の口癖のひとつに、
「決まってから持ってきてくれる?」というのがあります。
上から目線の、
嫌な感じに聞こえるはずなのですが、
これは途中過程に興味がないのではなくて、
途中過程で聞いてしまうと、混乱して間違えるからなのです。
お仕事をしているときもそうですが、
例えば家族との日常生活でも、
予定の変更は結構度々あります。
電車で行くはずだったのが車になった。
15時に出るはずが、15時半出発でよくなった。
以前は、夫などを相手に、
「コロコロ変えないでくれる!?」とブチぎれたり、
よく予定が変わる娘のバレエレッスンに、
娘ではなく私がついていかれないと絶望していたのですが、
ある魔法の言葉に気がついて、
ぐっと楽になりました。
それは、
「指示を出してください。」です。
ただ予定が変わった事のみを唐突に言われると混乱しますが、
例えば、
「電車ではなくて車で行く事にしたから何時に駐車場に来て。」とか、
「レッスンの時間が変わったので、ママは15時に着くように迎えにきて。」とか、
予定が変わった事によって、
どのような行動をとったらよいか、指示を出してほしいのです。
時間について、頭の中で計算するのが苦手だということも影響しています。
予定が変わっただけでもパニックなので、
それ以上、負荷がかからないよう、
明確な指示を出していただけると、
さほど混乱した反応もないのではないかと思います。
アスペルガーは周りの接し方によって、
落ちついて過ごせることは事実です。
そもそも予定がコロコロ変わる人は、誰にとっても迷惑です。
明確に指示を出してもらうことで、
まずは提案者によく状況や方法尾を考えてもらい、
そして「自分の提案なのだから変えないようにしてほしい」という思いもあります。
「指示待ち人間」は仕事でも過程でも評価が低くなりますが、
「指示を出すように指示をする」のですから、
この言い方ならとても主体的に生きる事ができます。
ぜひ、私に望むことがあれば、
「指示を出してください。」、
その意図が分かれば、精一杯応える努力をいたします。
私が代表をつとめる恵比寿・広尾に位置する広尾88アカデミーでは、植物療法(フラワーエッセンス)、占術、スモールビジネスノウハウを学ぶことができます。たくさんの方が楽しく学び、指導者として成長をしています。私自身は発達障害を持つ経営者として、セミナー運営の他、出版、講演、テレビ出演などを行なっています。「アスペルガーですが妻で母で社長です。」5万部突破。「ザ・世界仰天ニュース」で特集されました。
アスペルガーと似ている状態には、認知症でも、貧血でも、老化でも、愛情不足でも、教育不足でもなります。薬があるわけではないので、生活習慣や人間関係の工夫など、共通の対策でずいぶん楽になります。私がお伝えする事に、「私と似ている」と思う事がひとつでもあれば、このブログはとても役立つはずですから、ぜひ継続して読んでください
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