うつ病診断から1年で投薬治療完了、人の輪を小さくする知恵。

超激務に追われて、毎日2時間睡眠で奔走をしていたら、”うつ病にかかっている”と診断を受けたのが、ちょうど2018年の6月27日のことです。異常な生活をしているなと思いつつ、そこまで心身が痛んでいる自覚はありませんでした。そして2019年6月25日に投薬治療を完了することができました。

発達障害当事者である私にとって、二次障害である”うつ病”はとても近いとこにあるもので、24才の時に初めて発病し寝込むほどの状態になりましたが、それから3回、重いうつ病を経験しています。今回はとてもスムーズに寛解できたと思っています。

何度か、「もう大丈夫」と情報発信してきましたが、昨日、通っているクリニックで、「飲んでいた薬の影響も完全に抜けている。今の生活状態をキープできれば大丈夫。」と言われたので、”投薬治療中”という状態は卒業できたと思いました。あれほどの睡眠障害を起こしていたのに、現在は8時間眠れています。遅く寝付けば、遅く起きるので、8時間を確保できているのが素晴らしいと思います。

責任あるお仕事もいただいています。自宅兼オフィスという働き方だった昔と違って、オフィスも構えているので、「なんとしてでも良くなろう」という強い思いがありました。1年間、本当に医師の指示をしっかりと守って、薬も飲み、生活習慣も整え、何よりも、仕事に投じるパワーは1/3以下に抑えて過ごしてきました。仕事が大好きですし、時間をかけられない、全力投球できない状態には不安やストレスを感じることも多かったのですが、次に倒れたら立ち上がれないと思って、本当に慎重に過ごしてきました。

オフィスからもほとんど出ませんでした。自己投資は積極的にする方なのですが、今年は学ぶことも資格取得もストップしました。本当に近しい人としか食事にも行きませんでした。

 

うつ病になったきっかけの一つに、噂話や悪口を好む人に耐えられなかったというのがありまして、1年間人間関係の輪もとても小さくしました。1年間、私とコミュニケーションを取る事が出来たのは、顔を合わせる身近な人に限定されます。誰も私のこの1年間の本当の気持ちや活動を知らないはずなので、噂話も悪口も、1年以上前の古い記憶でしかないはずです。そう思うと心が軽くなります。

 

もちろん、急にアクセルは踏みませんが、そろそろ元の自分のように仕事に納得いくよう取り組みます。それが出来るようになった事がとてもうれしいです。この夏、一緒に成長しようと、ずっと通い続けてくれた受講生の皆さんとともに、自分も成長していかれる事が楽しみです。

 

 

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