個性的なあなたが嫌われる理由、アスペルガーも個性ですが。

アスペルガー経営者のアズ直子です。

 

私はアスペルガー症候群の当事者なので、

やはり情報発信をする場合には、

「当事者」としての視点になることが多いわけです。

 

でも、数多くいるアスペルガーの中で、

重宝される私の特質は、

特にビジネスを通じて、

定型(特にハンディを負っていない)の人との交流が多く、

お金の損得をかけて率直に話し合う機会が多いことでしょう。

 

ビジネスのとてもいいところは「フェア」だということで、

ハンディがあろうがなかろうが、

容赦もないし、差別もないということです。

 

私がいくらアスペルガーで、コミュニケーション不全を起こしやすくても、

お客様に失礼なことを言えばご注文はこなくなりますし、

お金の勘定を間違えれば、資金は足りなくなり、

片付けられなければ大切な商品はどんどん痛んでいきます。

 

ですから、苦しいながらも、定型の人と変わらず仕事に取り組んでいるので、

時間はかかりますが、

当事者の視点と、定型の人の視点を両方持つ事ができるのです。

 

そんな立場で思うこと。

「個性」はとても大切で、自分らしく過ごせれば、

ご当人にとってはそれが一番いいと心から思います。

 

でも「個性」の中にも、

人に好かれる個性と、

人に嫌われる個性があり、

 

そこをわきまえないで、嫌われる個性をむき出しにしてしまうと、

結局、応援してくれる人がいなくなり、

自分が辛く、さびしくなります。

 

時間やお金にルーズ、空気を読めない、

あとは体調不良を起こしやすいといったことも、

人にとっては迷惑な部類に入ります。

 

迷惑を言ったらまた嫌がられそうですが、

人に気を使わせる、面倒な人は、だんだんと遠ざけられていきます。

 

好かれる個性は、

集中力がずば抜けている、アイデアが独特で面白い、

率直な分嘘がないといったことでしょう。

 

ですから、

人から受け入れられるようになるためには、

嫌われる個性をゼロにできないまでも、

好かれる個性で挽回できるように、

バランスを意識した方がよいと常々思い、私自身はそのように心がけています。

 

「個性」「個性」と「個性」を盾にする人は、

大抵、「嫌われる個性」を振り回しています。

「私の個性を分かってくれない」と嘆く人は、

周囲の迷惑や負担を、その人こそが分かっていません。

 

失敗が多い人生ですから、

私にも厳しい視線を向ける人はたくさんいます。

 

でもそんなときに言いたくなる事は、

 

「改めて教えてくれなくても、私が変だということはもう十分分かっています。」ということと、

「あなたが私を痛めつけなくても、辛く悲しい生きづらさで、私はもう十分に制裁を受けている。」、

そして、

「誰よりも私の落ち度を責めているのは、私自身です。」ということです。

 

 

 

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アスペルガーと似ている状態には、
認知症でも、貧血でも、老化でも、愛情不足でも、教育不足でもなります。
薬があるわけではないので、
生活習慣や人間関係の工夫など、共通の対策でずいぶん楽になります。
私がお伝えする事に、
「私と似ている」と思う事がひとつでもあれば、
このブログはとても役立つはずですから、ぜひ継続して読んでください。

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