セラピスト養成スクール、広尾88アカデミーのアズ直子です。
「 アスペルガーが思う、私はあなたのスタッフではない」という話。
私が心を落ち着けるために愛用している植物療法、
「バッチフラワーレメディ」には、
”人を批判したくなる”という感情を鎮めるものがあります。
西洋ブナで、ビーチという樹木のエッセンスです。
私はこれを随分飲みました。
アスペルガーの影響で、私には頑固で融通が利かない面があります。
ルールに縛られやすく、
人がそれを破っていると、頑なな正義感でぶつかっていってしまう。
子どものころの口癖は、
「それ、いけないんだよ!」というものだったことをよく覚えています。
ハンディがあるというといじめられるイメージをよく持たれるのですが、
私のほうから人に痛みを与えることも多かった。
大人になってからも、その気質は強く、
・幼い娘を強い口調で怒り続けてしまう。
・ルール違反を感じると、そのママ友にはっきりとそう告げてしまう。
・飲食店などで未熟なウェイトレスなどにイラついてしまう。
・電車や街中での他人のマナーに口うるさく、時には口にしてしまう。
・取引先の社員にこうするべきだと意見してしまう。
こんなことで周りを嫌な思いにさせていました。
特に最後の、これは本当にいけない、
これこそマナー違反だとあとから学びました。
私も社長ですが、よその会社にはその会社のリーダーがいらっしゃいます。
仕事上で不満を感じても、
それを正すのは私の役目ではありません。
そこにリーダーがいるのに、部外者がそこに立ち入るのは、
本当に失礼なことなのだそうです。
そう考えると、例えばレストランでの給仕に不満を感じても、
それに気がつき、鍛えていくのは、
そのレストランのリーダーの役目です。
私はお客だけれども、そのレストランのスタッフ教育係りではありません。
教育の行き届いていないレストランに、
まだご縁のある立場をとっている、自分が残念と思うようになりました。
学校は苦手でしたが、何人か心に残る教えをくださった先生がいます。
高校生のときに、古文・現代文を教えてくださった男性教諭は、
知識が深く、特に古典文学の素晴らしさを熱心に伝えてくれた、
素晴らしい先生でした。
でも、厳しい先生でもありました。
授業中に他の科目を内職していたり、するべき課題をしないなど、
学生が本分をはずれると、大きな声でよく怒っていました。
そんな先生が、
あるとき実習室への移動中に廊下で騒いでいた学生に、
「静かにしなさい!」と怒鳴ったあと、
ふと傍に引率の先生がいることに気がつき、
「先生がいらっしゃるのに大変申し訳ありませんでした。」と頭を下げていた。
ビーチを飲み始めたころ、
そんな昔の記憶が鮮やかに蘇って、
人生から学ぶことができたのです。
批判的な人に出会ってしまうと、
本当にストレスを感じると思います。
あらを探しては、批判してくる。
耐え難い思いをしている人もいるでしょう。
そんなときには、
ぜひ心の中でこう唱えてみてください。
「私はあなたのスタッフではない。」
思うだけでよいのです。
それで自尊心が守られます。
本当のリーダー以外に従属することはありません。
はじめは人に育ててもらう必要が誰にもありますが、
いずれ成長すれば、
あなたのリーダーはあなた自身と必ずなっていきます。
私も本当に気をつけていますが、
生来もっている気質なので、時々やはり失敗してしまう。
そんなときには、「よその人が何か言っている」と受け流して、
自分の心を守ってほしいと思います。
ビーチの樹は葉は整った形で鮮やかな緑色。紅葉も美しい。
ビーチ自体は完璧なまでに美しいのですが、
天蓋のような葉をつけるため、他の植物への光を遮ってしまう。
そのため周りの植物が育ちにくく、ビーチがその場を独占することが多いのです。
そのわりに、根が浅く倒れやすいという特徴ももっています。
植物はまるで人間のようです。
いろんなことを教えてくれます。
(家庭でできる心のケア)
バッチフラワーレメディスペシャルセミナー
https://asnaoko.com/certification-courses/bachspecial/
怒りや不安、パニックやトラウマなどのマイナス感情を、
言葉がけとフラワーエッセンスを使い、穏やかに鎮めることができます。
医薬品ではないため、副作用の心配もなく心のケアができます。
英国式植物療法バッチフラワーレメディは、
1936年に医師であるエドワード・バッチ博士により完成された、
伝統的で信頼性の高いメソッドです。
38種の植物エッセンスを飲んでマイナス感情を変えていくことができます。
アスペルガー・発達障害の影響による生きづらさを、
私は1998年よりこのメソッドでケアしていきました。
専門的な勉強ができる講座を広尾88アカデミーで開講しています。
アスペルガーと似ている状態には、
認知症でも、貧血でも、老化でも、愛情不足でも、教育不足でもなります。
薬があるわけではないので、
生活習慣や人間関係の工夫など、共通の対策でずいぶん楽になります。
私がお伝えする事に、
「私と似ている」と思う事がひとつでもあれば、
このブログはとても役立つはずですから、ぜひ継続して読んでください。
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