発達障害があってもなくても、自分の失敗や弱点を、いろいろな理由で人に打ち明けられないタイプの人がいます。何か失敗をして相当困っている時にも、「ごめん、助けて。」と人に言えないし頼れない。場合によってはバレないように秘密にしてしまう。
何を隠そう、私自身がそうした気質が子どもの頃からとても強く、あらゆる困りごとを母には隠そうとしていました。忘れ物をして先生に叱られたことも、友達とのトラブルも、母には打ち明けようとは思わなかった。子どものすることですから、いずれすぐにバレて怒られるので、はじめから相談すればよいのですが、それが出来ませんでした。
怒られるのが怖いから、それもあります。忙しそうにしているところに悪いと思う、そんな理由もあります。
でも、大人になった今、振り返って考えると、どこか「大丈夫な自分でいたかった。」と言う気持ちがあったのかもしれません。誰に何を言われても、全然問題ではない。全然、気にしていない。私は大丈夫なので、別におおごとにしなくてもいいと思っていた。
そんなところではないかと思います。
友達に嫌われてしまって、実はかなりショックを受けているのに、「別に大丈夫だよ。」と心配をしてくれたまた別の友達にさらりと言った覚えがあります。そうでもしていないと、発達障害の影響であまりにも失敗が多いから、仮面でも被らないことには気持ちを保つことが出来なかったのです。キープスマイル症候群という言葉がありますが、ニコニコしているというよりは、平静な仮面をかぶっていると表現した方が私の実情には合っていたのかもしれません。
あれから何十年か経って、私は大人になりましたが、母にはまだ「大丈夫」と言い続けています。体調は大丈夫、問題ない。仕事も大丈夫、何も問題はなく順調。その証としてやたらと多い食事代を実家に帰るたびに渡していているので、私はよほど「大丈夫だ」と思われたいのでしょう。
この気持ちが長く続くと、心と体が疲弊します。それから、人に頼れない分、お酒やタバコなどの物品に頼るようになるので、このマインドは”依存症”への入り口です。心身痛い酒飲みなどにならないように、ぜひみっともないことでも打ち明けられる相手や、ホッとできる場所を確保してください。
もしそれが無理なら、バッチフラワーレメディを飲むことでマインドを改造していきましょう。
01.アグリモニー ( Agrimony)
悩みを人に相談できないあなたが、
自分の弱さを認めて人に打ち明けられるようになります。
科名:バラ科 和名: 西洋キンミズヒキ 学名:Agrimonia eupatoria
製造方法:太陽法 開花の時期:6~8月
アグリモニーのネガティブな状態
・いつも明るく振舞うが、悩みや不安を人に相談することができない。
・自分の中の弱さを認めることができない。
・人に頼れないために、アルコールやニコチンなどに頼る依存症になりやすい。
アグリモニーを使ったときに起きる変化
・自分の弱さを認め人を信頼して相談することができるようになる。
・強がることをやめ、ホッとして過ごすことができるようになる。
・問題と向き合い、冷静に対処することができるようになる。