「こうでなければならない」という信念は、何かをクリアするためにとても役に立つこともありますし、逆に障害になることもあります。どんな感情にも、必ずプラスの面とマイナスの面があって、マイナスが際立ちすぎると心が苦しくなってくる。
「こうでなければならない」という感情は、いい言い方なら、信念・理想・いい意味でのこだわりといった強い感情となるでしょう。反対に、マイナスに傾くと、融通がきかない、頑固、固執といった、柔軟性に欠ける感情になります。
気をつけたほうがいいなと思うのは、何かがうまくいっていない時に、あまり頑固になり過ぎてしまうといつまでもその状態から抜け出すことができません。なぜならこれまでの方法でうまくいかないのですから、必要なことは、柔軟に他の方法を探る必要があるからです。
・今の言い方で人の心に響かないなら、他の言い方で。
・時間が足りなかったのなら、もっと時間に余裕を持って。
・明るくやってみてダメなら、次は重厚感を持って。
・重い暗いと言われたら、次はもっと明るく軽く。
・疲れが取れないなら、もっと休息できるライフスタイルに変える。
・自分でやってみてダメなら、他の人に頼む。
・人に頼んでうまくいかないなら、次は自分で。
など、あの手この手を繰り出す柔軟性こそが、私たちを違う世界に連れて行ってくれる。
私はどちらかといえば、いえかなり頑固なほうなので、いつも「臨機応変に」「柔軟に」「ケースバイケース」という言葉を心でつぶやき続けて、なんとかうまく日々を切り抜けているのです。自分が正しいと思わない、自分が正しいと思っていることを疑う。そんなマインドでいたら、自己肯定感が下がらないかとか、心の拠り所がなくなるのではないかと心配されることもありますが、もともと強すぎる信念を持っているので、そのくらいでちょうど良いのです。譲れないものは必ずいつも心の真ん中にありますから大丈夫です。
バランスが難しいと思うのが、「頑固な自由人」になってしまうと、困っているのになかなか変わることができない。”誰の指図にも従わない”という信念が強くなりすぎると、人の知恵をうまく取り入れて切り抜けることができないのです。
大切なゴールは何かがうまくいくこと。うまくいくなら、それで自分が幸せなら、固くても柔らかくても良いと思います。それこそ臨機応変に。
27: ロックウォーター (Rock Water)
頑固で融通が利かないあなたが、
柔軟で臨機応変に行動できる人に変わります。
和名: 岩清水 製造方法:太陽法
ロックウォーターのネガティブな状態
・頑固、完璧主義、理想主義が度が過ぎている。
・厳しいルールを自分に課し、そこから外れることができない。
・あまりにも禁欲的で、周囲がついて行かれない。
ロックウォーターを使ったときに起きる変化
・いつも理想どおりにいかないということを理解できるようになる。
・臨機応変に行動をすることができる。
・肩の力が抜け、心に余裕が生まれる。