「発達障害者が落ちたとき、ひとつひとつの回復方法」
課題を抱えている最中にそれをリアルタイムでSNS表現してしまうと、生々しいし人に心配をかけてしまうし、ネガティブな気持ちがたくさんの人に伝染してしまうので、トンネルを抜けた後にしようと思っていました。それでも苦しさは滲み出てしまい、本当に最近人にいいエネルギーを与える情報発信ができていなかったように思います。
そんな調子の良くない時期に書いた新刊が2018年2月15日に発売となり、発売1週間で増刷決定そして1万部突破。ようやく明るい光の一筋が見えてきたように思います。たくさんの人に応援をしていただいて、いい結果が出せてよかった。完成した本も苦しいからこそ、発達障害者特有の体調不良や苦しい気持ちを臨場感をもって書くことができてよかった。
とりあえず、以前何度も繰り返したように、昼夜逆転してしまうような睡眠障害や、倒れて搬送されるような病気、うつ病のように心を深く病むことは避けられてよかった。それだけでも”成長した”と思うことにします。調子が悪くなった理由は、このようなことでした。詳しくは別日の記事に詳しく書いてあるので、特に発達障害がある方はご自分がそうならないように参考にしてください。
● 異常気象
● 通勤ウツ
● ペットロス
● 家族の入院
● 超多忙生活
● 新しいチャレンジ
参考記事 「発達障害者、ようやくトンネルを抜ける苦しい気持ち」
家をオフィスの至近距離に引っ越し、そのオフィスには頼もしいサポーターを迎え、出版も無事に発売を迎えました。数日前から更新が止まってしまっていたブログ記事やメルマガを書き始め、だんだんと平常の生活に戻りはじめています。これからひとつひとつ、こんな風に回復していこうと思うので、こちらも参考にお読みください。
● 気持ちを前向きにする
予測はしていたのですが、いくつかあった出来事のフラッシュバックがひどく、その度に負担になるシーンや言葉が鮮明に頭の中で再生されます。これは五感が過敏な発達障害者がよく悩むことなのではないかと思います。フラッシュバックにつながるような辛い記憶が薄まるように、気持ちが明るくなる言葉や風景にたくさん触れようと思います。具体的には「本を読む」、「映画を見る」、「自然と触れ合う」。またカメラを持って森に行こうと思います。
● 体調管理
本やテキストの執筆は実は体力仕事です。ずっと同じ姿勢でパソコンに向かうことがとても体に負担をかけます。新刊の執筆と大量のテキスト執筆が一段落しました。マッサージやヨガ、ジムまた通って運動を習慣にしようと思います。そして外食ばかりになってしまっているので、自炊に切り替えようと思います。オフィスがある渋谷区広尾は美味しいお店が多いエリアです。美味しすぎるとつい食べ過ぎてしまうんですよね。”普通の家庭料理”を味わいたいと思います。
● 自分にあった仕事の仕方を
アスペルガーは人間関係の構築がとても苦手です。実はうれしいことでもあるのですが、人がたくさん集まるようになり、人間関係が複雑と感じることが増えました。少数の人と関わりはシンプルに。増え過ぎた仕事も大幅に見直して自分にあった仕事の仕方にシフトチェンジします。
● 新しいことを始める
何かを生み出す創作活動が圧倒的に多く、生活が仕事一辺倒で固定化してしまっています。和らげていくイメージで、新しいことを始めてみたいと思います。気持ちを前向きにすることと重複しますが、本を読んだり映画を見たり、心に栄養を取り入れたいです。
ちなみに、もっとどん底感が強かった頃に書いた記事もあります。ご参考ください。
参考記事 「もしもアスペルガーの私が、いまどん底に落ちたなら」
私が代表をつとめる恵比寿・広尾に位置する広尾88アカデミーでは、植物療法(フラワーエッセンス)、占術、スモールビジネスノウハウを学ぶことができます。たくさんの方が楽しく学び、指導者として成長をしています。私自身は発達障害を持つ経営者として、セミナー運営の他、出版、講演、テレビ出演などを行なっています。「アスペルガーですが妻で母で社長です。」5万部突破。「ザ・世界仰天ニュース」で特集されました。
アスペルガーと似ている状態には、認知症でも、貧血でも、老化でも、愛情不足でも、教育不足でもなります。薬があるわけではないので、生活習慣や人間関係の工夫など、共通の対策でずいぶん楽になります。私がお伝えする事に、「私
と似ている」と思う事がひとつでもあれば、このブログはとても役立つはずですから、ぜひ継続して読んでください
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