毎年大晦日に打ちひしがれていたアスペルガーに、今年起こった変化とは?

アスペルガー経営者のアズ直子です。

 

今日は、
「社会のリズムに自分を合わせ過ぎると苦しくなる」という話。

 

大晦日の22時にこの記事を書いています。

 

大晦日に、

片付けが終わらなかった。

お仕事が終わらなかった。

今年のうちにと思っていたことをやりこそねた。

そんな気持ちに打ちひしがれている人はいませんか?

 

私は何年も何年も、
「大晦日に今年のうちにするべきことを達成でいていない」という、達成感のなさに苦しんできました。

 

そんなに深刻になることはない、自由でいればいいと言ってくれる人もいますが、
やはり頭で考えたことは実行できたほうが気持ちがいいです。

 

するべきことをやりきらず、スイッチを切ってしまうことが自分もできませんし、
そうしている人をいいかげんだと感じてきたのです。

 

そんな気持ちに今年は変化が訪れました。

きっかけはいくつかの「暦」を深く学ぶ機会があったことです。

月の満ち欠けに基づく「旧暦」。
旧暦といわれるものがそもそも「月齢カレンダー」だということがしっかり理解でき、
実際に目で見ることのできる月の満ち欠けを反映した旧暦がとても好きになりました。

 

日照時間の長さで1年を区切る方法もあります。
一番日照時間が長い日が「夏至」、短いのが「冬至」。
その中間にあたるのが、「春分」と「秋分」です。

 

日の長さが一番短い「冬至」から、徐々に日が長くなるにつれて、ともにパワーアップしていくというのは、
わかりやすく、自分が自然の一部だという実感が持ちやすい。

 

私が長年愛用している「九星氣学」で使う暦は、
地球が太陽を一周する時間を24に分けたものを使います。そこに運氣といわれる9日一巡のリズムが加わります。

 

それに暦による大晦日は2月3日の「節分」で、新年初日は翌日の2月4日の「立春」です。
それに合わせれば、西暦の大晦日に不達成感があっても、あと約1ヶ月余裕があるのです。

 

本当の春を迎えるときに、スタートを切れればよいと思えれば気も楽です。

 

人がお互いに支えあって社会生活を営んでいくためには、共通の時間認識が必要です。
それがなければ待ち合わせひとつできません。

 

でもそんな風に時間を計る暦はひとつではなく、
一昔前には、旧暦といわれるような自然のリズムをわかりやすく取り入れた暦が使われていました。

 

もっと言えば、西洋占星術のホロスコープなどは、
個人個人に合わせた時間の流れとタイミングを算出できるそうです。

 

いつ何時、何をするかなどは本来個人によって違うので、
年中行事に合わせて、一斉に動くことは本来自分にとって最適のリズムではないのです。

 

人と支え合うための社会のリズムと、自分個人のリズムをバランスよく折り合いをつける。
そんな活用法が自分を押し殺すことも、勝手気まますぎることもなくいいようです。

 

そんな学びがあったので、大掃除も一部残しながら、でもすることが減った分決めたことは済ませることができました。
様々なことが例年よりはうまくこなせたので、気分がよいということもあります。

もともとの願望は、「頭で考えたことを実行したい」ということですから、実際に行動を起こせたかどうかはとても大切です。

 

お正月が過ぎれば次ばバレンタイン、そしてホワイトデー、そして新学期と、
社会のリズムは商業と深く結びついているので、忙しなくそして煽られます。

 

いくつかの自然のリズムに合わせた暦を学ぶ、

商業ベースの年中行事よりはより自然な年中行事を生活に取り入れてみる、

時には空を見上げて月や日の光が刻むリズムを感じてみる。

 

それは決して、人を煽るような小刻みなものではないはずです。

 

アスペルガーは過敏なところがあります。
自然のリズムとのズレを過敏に感じて、ストレスを引き起こしている面もあるのかもしれません。

 

 

穏やかなよい年末年始を過ごしましょう。

 

 

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