大変失礼な話、でもアスペルガーにはうれしいサプライズも厳禁。

こんにちは。 アスペルガー経営者のアズ直子です。

今日は、 アスペルガーは、たとえそれがお祝いでも、 「サプライズ」は苦手という話。

 

本当はこんな気持ちを明かすことは、 とても失礼なのでしょうね。

でもこれもアスペルガーの本当の気持ちなので書いてしまおう。

 

誕生日が近づくとひとつ気が重くなることがあります。

それは「サプライズ」が時々しかけられること。

 

食事をしていたら急にケーキが出てきたり、 店員さんが歌を歌ってくれたり。

お仕事の用事の人が急に花束を持ってきてくれり、 高いご飯をごちそうしてくれたり。

 

実はアスペルガーの特徴の中で、

・予定の変更に弱い。

・想定外のことに混乱しやすい。

・・・というのがありまして、 私は特にこの特徴が強く出ているのです。

 

お祝い事でも「サプライズ」は嫌。

急に知らないお店に行くのも嫌。

人がいつもはしないこと(お祝い)をするのが嫌。

 

毎日通う道が変わるのも嫌なくらいですから、

どんなに小さなお祝いでもまずパニックを起こしていると想像してください。

 

そして自己肯定感が低いので、 自分が主役になってしまうととても居心地が悪いのと、

まず100%お礼状やお返しの手配が自分でできないので、 ずっとそれを気に病むことになるのです。

 

ケーキも小麦と乳製品を除去しているので食べられないし、

カードもいただいてもお返事が書けないので申し訳ないし。

 

あとどこか有名店であったり、話題の食べ物なども、

味の違いが全然わからない人なのでありがたみがないのです。

 

有名と言われるところのに限って、

あまりおいしくない気がするので、私の味オンチは筋金入りです。

 

以前は友達がいなかったので、 自然とうれしい「サプライズ」もゼロでした。

心優しい友人知人が増えてきたために起こっている、 なんとも贅沢な悩み事なのでした。

 

もしもどうしてもお祝いしてくださりたい方がいらっしゃったら、

これで「おいしいものでも食べさせてやって。」と、

仕事仲間の藤野淳に1,000円くらいを渡してください。

 

ほぼ毎日一緒に食事をしているので、

何かおいしいものが、 いつもと何も変わらない環境で私の口に入ることでしょう。

 

どうぞよろしくお願いいたします。 

 

 

 

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