【発達障害】話す時にはかなりの配慮をしています。

 妻母社長の私のオフィスでは、発達障害者のためのトレーニングを行う研修があり、卒業生は、地域での勉強会や講演会の開催、企業での研修担当など、それぞれに活躍をしています。先日、川崎の就労支援施設で、卒業生が担当させていただいている研修を見学に行きました。

 

 就労支援施設とは、障害や病気の影響で働くことが難しくなってしまった人に必要な様々なトレーニングを提供し、就職に役立てていくという施設です。挨拶や身だしなみなど基本的なことから、パソコンスキルなど専門的なことまで、利用者の皆様が熱心に学んでいる様子を見ると、私自身も働く発達障害者であることから、胸が熱くなる思いがします。

 

 この日の研修は「感情整理」という、情緒を安定させるための考え方や、言葉がけ、動作を学ぶ研修でした。その中で、こんなやり取りがありました。

 

 自分が好きなことを話していると、つい夢中になって、相手に嫌がられてしまうのですがどうしたらいいでしょうか?

 

 話をする前、特に自分が好きなことを話す前には、まず「落ち着いて話そう」と心の中で呟くといいですよ。そして、「今、この話をしてもいいですか?」と相手に聞くのもいいでしょう。

 

 発達障害者の中には、集中力が高く、また動作がダイナミックな人がいます。(一種の多動と私は考えています。)私自身がまさにそうなのですが、自分の話に夢中になると、弾丸トークになりがちで、身振り手振り大げさに、相手を圧倒してしまうことがよくあります。

 

 私は古い暦を読むことが大好きで、昔ながらのお祭りや、神社仏閣、歴史のある温泉めぐりなどが趣味なのですが、その話が始まるとつい夢中になってしまう。初対面の時などは、私が発達障害者であることに慣れていない人も多いので、自己紹介は1分までというルールを決めて話しています。もしも興味を持って、「もっと聞きたい」と言ってくれたら、話を続けることにしているのです。仕事の時などは、時間オーバーは厳禁、さらに厳密に時間を見て話すことにしており、必要な時にはタイマーを使うこともあるほどです。

 

 大人の発達障害者と接すると、大人になるまで、たくさんの失敗や挫折を経験しており、それぞれに工夫を凝らしている人が多いと感じます。研修中に質問をしてくれた人も、「相手を変えることは難しいから、まずは自分が変わったほうがいいと学んだ。」と仕切りに口にしていました。私の話を面倒がらずに聞いて欲しいと相手を変えるのではなく、かなり不満足ではあるけれど、自分の話かたを変えるほうが社会参加するためには良いのだと自分に言い聞かせているようでした。

 

 私は、自分をコントロールしながら話をすることが身に染み付いてしまい、それが疲れるものですから、普段はほとんど話をしない無口な人になってしまいました。子どもの頃は「うるさい」と言われるほどのおしゃべりでしたので、本当は話したいことが心の中にはたくさんあります。

 

今日だけはとか、この1時間だけはとか、条件がついてもいいので、好きなことを好きなだけ話してもいい時間があるとうれしい。そうしたらまた明日からがんばれる力が湧いてきます。

 

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