ある日突然、インスタグラム社に所属しているという方から、「電話マンケート」に協力をしてもらえないかというメールをいただきました。あの素敵なインスタグラムの会社、憧れのインスタ映えの会社ですから、そんなことはあるはずないと思ったのですが、メールの内容も身分証明もきちんとしていたので、そのリサーチに参加してみました。海外から電話がかかってくるのですからドキドキしました。一切通話料等、かからないことを丁寧にご説明いただき、ようやく使い始めたばかりだったインスタグラムへの書簡をお話ししました。
そして後日、アンケートに協力してもらったからと、数ヶ月をかけて、インスタグラムの使い方のレクチャーをしてくださったのです。しかも無料で。効果的な使い方や、フォロワーの増やし方、仕事への生かし方などを教えていただき、 私からの質問や相談にも全て答えてくださいました。
もともと、自分は写真撮影が苦手だと思っていたので、写真が主体になるインスタグラムをなかなかうまく使えずにいたのですが、そのかたの教え方がうまく、どんどん楽しくなって、気がついたら「いいね」やフォローが驚くほど増えました。そこからご縁がつながりメールマガジンの読者も増えて、「インスタすごい！」と感心しました。
こんなことなら、1年ほど調子が悪かった間、ずっとインスタグラムをやっていればよかった。ちなみに、私はフェイスブックが大好きで、フェイスブックをテーマに本まで書いているのです。インスタグラム社は、フェイスブック社の傘下にある会社ですから、妹分のようなものです。ああ、本当にもっと早く使えばよかった。
インスタグラムを楽しく使うコツは、とにかく写真撮影が好きになることです。植物でもいいし、食べ物でもいい。運がいいことに、昨年、使っていたアイフォンの調子が悪く、表参道のアップルストアに修理をお願いしに行ったところ、周囲するよりも買った方がいいと勧められて、アイフォンを新調していました。十数万円もしたので、やけに高いと感じていたら、カメラの性能がとてもいい機種だったようで、とにかく写真が撮れるのです。道具ってすごい。自己肯定感が低い人は、ぜひいいアイフォンを買うといいです。とりあえず写真が想定以上に美しく撮れます。
写真が美しいことと、文章の中にひとつでもいいので、「読んで得した」と思えるような一文を入れておくとフォロワーと呼ばれるファンが増えます。美味しいカレーの作り方もでもいいです。元気が出る言葉などでもいいと思います。
そして、最大の工夫は「ハッシュタグ」と言われる友達探しのマークをたくさん、そして適切に文章のお尻にくっつけることです。「＃」これがハッシュタグなのですが、例えば「＃猫」で猫が好きなユーザーとたくさん繋がることができます。私はどうやらハッシュタグがつないでくれる複数のグループで人気投稿に選ばれ、インスタの上手な使い手に成長することができてきたようです。
それもインスタ社の方に教えていただいた方法で、「人気投稿に選ばれた」と報告すると、「おめでとうございます」とのこと。これはとてもいいことなのだそうです。
もし今、新型コロナの影響で気分が塞いでいる方はぜひインスタグラムに取り組んでみてください。他のことでもいいです。思うように動けない時期に、淡々と何かに取り組むことができると、あとであの時にやっておいてよかったと思えるかもしれません。
美しい写真を撮影しようと思うと、少なくとも美しいものを探すようになります。そうして心が少しでも楽になったらうれしいです。
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