子どもの頃の出来事は、意外と今の自分に強く影響をしていて、時々あるシーンを夢に見たり、何の脈絡もなく思い出したりすることがあります。
私が小学校1年生のある日、家に子ども用の百科事典が届きました。母が手配をしてくれたのでしょう。私が本好きだったので、とてもうれしかったのを覚えています。と、同時に、それを見た父が渋い顔をして、「誰が金を払うんだよ。」と言ったことが忘れられないのです。まだ段ボール箱に入っている百科事典を前に、「本ならいいと思ったから。」と母が謝っていたのも覚えています。母は3人の子供を育てる専業主婦でしたから、こうした買い物ををするたびに、父への相談や許可が必要でした。
今、大人の頭で冷静に考えると、両親のやり取りはそれだけではなくて、多分ですが、「相談もせずに大きな買い物をした。」ということを母は咎められていたのではないかと思います。父は倹約家で、そのおかげで老後の実家は経済的に安泰なようです。そして本を買うのにも相談が必要だったのは若い頃の話で、母は相変わらず専業主婦ですが現在は悠々自適に好きなものを買ったり、旅行などを楽しんでいます。
でも私の頭には”お金”という言葉だけが残ってしまい、そのことは随分これまで私の価値観や行動パターンに影響したのではないかと思うのです。
自分で自由にできるお金がなければ好きなものを買えない。価値あるものを買っても怒られる。
自分のものは自分のお金で買いたいと強く思うようになった私は、アルバイトができる年頃になると、勉強と同じくらい打ち込みました。運転免許も、留学資金も、自分でアルバイトをして支払うことにこだわりました。
ですから今でも、私は働くことや、自活することに強く必要性を感じるのでしょう。スタートは、子どもの頃の複雑な思いからですが、起業をして勤めなくても良い働き方を確立することができると、気持ちはのびのびとして、様々なチャレンジができることをとても幸せに感じます。
自分の力でしっかりと仕事をしている人、育児や家事との両立が出来ている人、社会的に活躍をしている人を見ると、とても素敵に見え、自分も追いつきたいと思います。私みたいに子どもの頃の複雑な思いで、追われるように働くのではなくて、人のために役立つためのスキルや思いで、生き生きと働いている女性をとても素敵だと感じ、自分もそうなりたいと願います。
でも、そのために必要ないことにたくさん時間を使ってしまうんですよね。
だらだらとNetflixでドラマや映画を見てしまったり、何もせずにぼーっとしてしまったり、締め切りが過ぎている経理の書類整理に手がつかなかったり、そんな時ほど子ども(もう子どもという年頃でもないのに)のことに構い過ぎてしまったり。
かたづけさえできれば、仕事をもっとうまくできるかもと思って、かたづけのことばかり考えていた時間も、今思うと必要のない時間だったかも。
色々な本を読んだり、何かを習ったりして自分を変えようと思うのも、今思うと、どうしたらいいかわからないからの現実逃避だったのかも。
お金を自由に使えなかった母に、どんとお金を仕送りできたらうれしい。私自身も、そんなことを気にもせずに、もっと仕事に打ち込めるようになったらうれしい。過去にとらわれず、もっと目の前のことに集中できたらいいなと思います。
自力で”必要なことに集中”をするのが難しいなら、バッチフラワーレメディを飲むことでマインドを改造していきましょう。
クレマチスはつる性植物で、”鉄線花”と呼ばれることもあります。観賞用のものは美しい紫の花を咲かせますが、バッチフラワーレメディに使われるのは、野生の白いクレマチスです。他の植物などに絡みつくそのつるは、枯れてもなお固く、まるで”鉄線”のようだからこのような名前になったのでしょうか。絡みつくこと、そして相手を締め上げてしまう様子に「依存」という言葉を感じます。
09:クレマチス (Clematis)
夢見て地に足のつかないあなたが、
するべきことを見据えて取り組める人に変わります。
科名:キンポウゲ科 和名: クレマチス 学名:Clematis vitalba
製造方法:太陽法 開花の時期:7~9月
クレマチスのネガティブな状態
・ぼーっとしていて、集中力のない状態。
・現実に関心を持つことができない。空想癖。
・現実逃避に走り、課題を直視できない。
クレマチス を使ったときに起きる変化
・地に足をつけ、課題に向き合うことができるようになる。
・夢の世界ではなく、現実世界に興味を持つことができるようになる。
・集中力を高め、優先順位も判断できるようになる。