アスペルガーの心の整理、金銭不安の源を考える。

小さな会社の社長業をやっていますが、お金の扱いがうまい方ではありません。アスペルガーやADHDの特性の中には、お金の管理が苦手であったり、衝動的に大きな買い物をしてしまったり、借金に抵抗がなさすぎるなどの傾向もあるようです。起業をして21年目になりますが、しっかりとした稼ぎ手である夫がいなければ、到底成り立たないものでしたし、現在はなんとか自分の名義でマンションなども借りられるようになり、生活費の工面をするようになりましたが、まだまだうまくお金を扱えているとは思えません。

よく、お金の不安は、子どもの頃に大人から潜在意識に刷り込まれたよくない考え方が影響しているという意見を聞くことがあります。人のせいにしたくはありませんが、やはり少し気になることがあります。

なぜか私は物心ついた頃から、「お金は自分が出さなくては」という意識が強く、いつもそのプレッシャーに苛まれているようにも思えるのです。

こんなことがありました。

 

・6歳の時に、お皿を割ってしまい、とっさに出た言葉が「弁償します」だった。

・高校生からずっとアルバイト三昧で、運転免許、旅行、留学など全て自分で払っていた。

・結婚してから、働く必要のない環境なのに起業までして働き続けている。

 

やはり何かニュートラルではないものを感じます。確かに生まれ育った実家は裕福ではなく、特に母が専業主婦だったので、お金を自由に使うことができず、苦労をしている様子は心に焼き付いています。それが影響したのか、私はリーズナブルなコースを選ぶ癖があり、小学校から大学全て国公立、留学も奨学金をいただいての渡航でした。夫はとてもしっかりした経済基盤を持っている人ですから、何もこんなに働かなくてもいいのに、どうしてこうなってしまうのかなというくらい、不器用にがんばり続けています。

私は記憶力がとてもいい方なのですが、子どもの頃の出来事に、一つ気になる体験がありました。

小学校2年生のお正月に、母方の実家に新年の挨拶に行ったところ、本をプレゼントしてもらいました。実は本は2冊用意してあり、1冊は簡単な絵本に近い印象のもの。もう1冊は文字の多い児童書レベルのもの。同い年のいとこ(女の子)と分け合うようにと用意されていたのです。

私は当時から本の虫だったので、当然難しい方の本をもらえると思っていました。ところが、なんの流れか「じゃんけんで決めなさい」ということになり、私はじゃんけんで負けました。あまり勉強が得意には見えなかったいとこは絵本を取るかと思ったら、なんと難しい方の本を取られてしまい、私は不承不承、絵本を受け取ることになったのです。

その本がこちらです。

『はじめてのおこづかい』 生源寺美子 絵・小林与志 (金の星社)

初版発行 1974年3月

小学1年生のきこは、毎週50円、月に200円という金額のおこづかいをもらうことになりました。雑貨やお菓子など好きなものが買えるとワクワクします。そんなある日、友達のさっちゃんから、「ねんど消しゴム」をきこはもらいます。絵描きが使う特別な消しゴム。そんなものを知っていて、気前よくくれたさっちゃんを、きこはとても素敵だと思いました。次の日学校にねんど消しゴムを持っていくと、友達が集まってきてうらやましそうに騒ぎます。きこはつい、「買ってきてあげる」と安請け合いをしてしまうのですが、ねんど消しゴムは一つ60円。約束をした友達は5人。300円をためるまでの、きこの奮闘が描かれています。ついつい好きなものを買ってしまい、なかなか約束を果たせない。友達からは催促をされたり、責められたりします。ようやく半年も経った頃に約束を守って、プレゼントしたところ、時間が経ち過ぎていて、誰も喜ばないという結末になってしまったのです。

 

1980年までに34刷となっているので、ロングセラー本なのではないでしょうか。

この本のことはよく覚えており、お金の苦労を味わう度にちらりと思い出すことがありました。先日、思い切って取り寄せて再読してみたところ、経営者になった今読むと、ホラーに近い生々しさと恐ろしさのある本でした。こんなシビアなことを子どもに教える本ってすごいなと思います。昔の絵本だからでしょうか?最近の児童書を読むことがないので、今もこんな本が出版されているのかとても知りたく思います。

もっとホラーだと思ったのは、この絵本に描かれている”きこ”の様子が、現在の私にそっくりであることです。もちろん私はもう大人ですから、大人の世界で、安請け合いに苦しみ、お金に追われることを少なからず繰り返しているのです。小学校2年生の時に読んだ本だとしたら、40年前に予言の書を手にしていたことになります。

この本を読んだから今のような私になったのか、今のような私になったのは他の要因によることで、この本はお告げの書として私の手に渡ったものなのかはわかりません。何れにしても、あまりの一致にゾッとしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時々思い出すことがあった絵本ですが、今、まざまざと読むことができる環境で、29のスターオブベツレヘムを飲んでみました。過去のトラウマが消えるというレメディなので、この本を読んだ当時からこれまでの出来事が、人生の糧になるといいなと思いました。

 

飲んだ瞬間は特別な感覚はありませんでしたが、その夜おかしな夢をみました。

 

20代の頃勤めていた総合商社の社長が盛んに私を叱っているのです。その社長は中国人で、かなり圧の強い人だと感じていました。その社長が私を叱咤しながら、手紙を渡してきたのです。その手紙には・・・。

 

現在、関係性のある人の名前が数名書かれており、「気をつけろ、そいつは偽物だ」と書き添えられていました。

 

その夢を見たからといって、現実生活で何かしようとは思いません。予知夢かどうかもわかりませんし、夢というものは、悪い夢がむしろいい未来を象徴していることもよくあります。

 

でも、印象的な夢でした。

 

正しいレメディを使うと、印象的な夢を見ることがよくありますから、むしろスターオブベツレヘムがこれからどんな働きをするかということの方が気になります。お金にまつわる感情がケアされ、どんな変化が生活に起こるでしょう?期待をして変化を待ちたいと思います。

29 スターオブベツレヘム Star of Bethlehem

深い心の傷を抱えて生きることが辛いあなたが、
辛い経験をゆっくり受容することができるようになります。

英名:科名:ユリ科 和名: オオアマナ 学名:Ornitholagum umbeatum
製造方法:煮沸法  開花の時期:46

 スターオブベツレヘムのネガティブな状態
・ショックや恐怖を感じる出来事に遭遇してしまった。
・過去の経験が心の傷(トラウマ)となって現在に影響している。
・消化しきれない、辛い経験を抱え込んでいる。

 スターオブベツレヘムを使ったときに起きる変化
・心身リラックスして、他のことにフォーカスできる。
・時間をかけて、経験したことを受け入れられるようになる。
・辛い経験も人生の一部であることを、徐々に理解できる。

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