【こよみすと】東京神木案内 幸せになれる花(雪割一花)

 瞑想が流行っています。マインドフルネスともいうそうですね。リラックスできる、迷いがなくなる、インスピレーションが訪れる。願うとおりにいいことがたくさん起こるという話も聞き、本を読んだり、講座に行ったり、つまり瞑想をしてみたくて色々チャレンジしてみたのですが、動いてはいけない、またずっと目をつぶっているのも、暗所恐怖症があるので苦しく、本格的に習うことを断念してしまいました。

 

 そして最近、「歩く瞑想」というのがあることを知りました。それなら私でもできるかもしれない。そして何かの本で「森を歩くと、脳の活性化に大変いい」とも聞いたのです。こよみすととしてパワースポットの調査を続けていることと、歩く瞑想、そして森がピタッと合わさったのが、私の住んでいる広尾のお隣、白金台にある、国立科学博物館付属自然教育園がちょうどいい舞台になることがわかり、以来、ほとんど毎日、足を運ぶようになりました。行けば必ずいいことが起きるので、やめられなくなってしまったのです。仕事が忙しいから、体調が悪いからと、いろいろな言い訳をして出不精を貫いてきましたが、机にかじりついて仕事をしているよりも、ほんの1時間の森瞑想で、もっと大きな成果が得られるのですから、だったら出かけた方がいいと思えるようになったのです。

 

 自然教育園は、素晴らしいパワースポットです。太古、東京の大部分が海だった頃から、この地は白金台地と呼ばれる高台だったので、そこには森があり、縄文時代の遺跡など人が生活をしていた痕跡があります。空気は澄んで、何か神秘的な雰囲気があります。この森には昔、白金長者と呼ばれる豪族の館があり、江戸時代には徳川光圀の兄にあたる高松藩主松平讃岐守頼重の下屋敷になるなど、興味ふかい歴史がある場所ですが、園内には各時代の名残があり、現在は自然の森の姿をできるだけ残した植物園となり管理されています。有栖川公園や、明治神宮なども近いのですが、私は特にここに特別な力を感じます。

 

 写真を撮るとわかるのですが、ここでは不思議な光が写り込むことがよくあります。そして、しめ縄こそかかっていませんが、神木の風格ある巨木の前で、突然カメラの電源が落ちるといったこともよく起こります。お正月に飾るセンリョウやマンリョウ、邪気払いの力があると言われるヒイラギ、日本人と同じく植物信仰を持つケルト人が神と崇めるオークの木なと、神聖視されている植物、縁起物とされている植物もとても多いのです。

 

 先日、ちょうど立春の頃に、小さな小さな薄紫の花を見つけ、写真を何枚撮っても気が済まず、ずっとそこにいたいような気持ちに狩られました。気になって調べてみると、「ユキワリイチゲ(雪割一華)」という名前のその花は、一つの茎に一つの花を咲かせます。花言葉は「幸せになる」ということ。

 

 不器用なのに、あれもこれも同時進行のマルチタスクになってしまており、毎日疲れ果てている自分。締め切りや約束を守るのに精一杯、がんばることばかりが目指すところになってしまっているので、自分の楽しみや幸せが、抜け落ちているなあと思えたのです。

 

「幸せになる」「幸せになる」「幸せになる」

 

 こうしたメッセージこそが、インスピレーション、今の自分に必要なメッセージなのです。これから必ず展開があるはず。楽しみです。

 

国立科学博物館附属自然教育園
〒108-0071 東京都港区白金台5丁目21−5
03-3441-7176
http://www.ins.kahaku.go.jp/

 

 

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