こんにちは。
アスペルガー経営者のアズ直子です。
今日は「職人気質の人が生き残る方法」をお話しします。
先日、「職人と名乗る人は仕事のできない人」という記事を書きましたら、
大変ご好評をいただきました。
同じ思いの人も多かったのかもしれないですね。
とはいえ、私が診断を受けているアスペルガー症候群には、
職人気質の人がとても多い。
実際、私の家系には職人と研究者が多く、
私も無理して会社経営なんかして、
長年をかけてマルチタスクになってきましたが、
本来は文章だけを書いていたい職人気質の人です。
・特定のことにしか興味が持てない。
・複数のことを同時進行するマルチタスクが苦手。
・コミュニケーションが苦手。
悪いことばかりではありません。
・ひとつのことには過集中できる。
・特定の分野に異常に詳しく、追求していく。
・独特の感性を持っている。
例えば、感性の鋭いアスペルガーには、シャーマン家系の人も多いのですが、
曼荼羅を描くような人も過集中を持っていないと、
あのような緻密な作品はできません。
アスペルガーだからこそ発揮できる才能は確かにあります。
でもこれ、現代社会には本当に不利な特質なんです。
特に独立起業したいなどと思う人は、
出だしはやはりなんでも自分でやらなければいけないことが多いので、
「シングルタスク」で「コミュニケーション不全」では成り立ちません。
いまどきは仕事のクオリティも高く、
便利で、安いサービス山ほどありますから、
特別な必要のない限り、つきあいにくい「職人」と関わることはないのです。
では、「職人」が生き残る方法はないのでしょうか?
「職人気質」のアスペルガーに独立起業は無理なのでしょうか。
方法はあると思います。
まずひとつは、サポーターをつけることです。
例えば、デザインしかできない職人なのであれば、
経理をやってくれる人、仕事を取ってきてくれる人、
環境を整えくれる人・・・。
私の祖父は造園職人でしたが、
それこそ本物の昔ながらの職人でした。
サポーターの役割を果たしていたのは家族とお弟子さんです。
その分祖父は、よい仕事をして、
サポーターも含めて養える規模のお仕事をしていたのです。
もうひとつは、本当に作品なり研究なりで、
誰にもできない偉業を達成することです。
サポーターが、黙っていても寄ってくるような、
大先生になることです。
頼むから、余計なことをしないで、
本業にだけ専念してくださいと言われるような人が、
稀にですが世の中にはいます。
「自分は職人だから・・・。」
愛想が悪いのも仕方ないとしてしまう人、
あれができないこれができないという言い分を振り回す人。
大抵、腕前も大したことはありません。
実力発展途上なのであれば、
勉強と思って苦手なことにも取り組んで成長すること。
何よりも支えてくれる周りの人への感謝こそが、
才能発揮への突破口になっていくのではないかと思います。
ランキングの順位があがると、
より多くの人に私の思いが伝わります。
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(読者の皆さまへ)
アスペルガーと似ている状態には、
認知症でも、貧血でも、老化でも、愛情不足でも、教育不足でもなります。
薬があるわけではないので、
生活習慣や人間関係の工夫など、共通の対策でずいぶん楽になります。
私がお伝えする事に、
「私と似ている」と思う事がひとつでもあれば、
このブログはとても役立つはずですから、ぜひ継続して読んでください。
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