植物の力でマイナス感情を変える、死神が司る感情とは?

アスペルガー経営者のアズ直子です。

 

今日は、
「マイナス感情に支えられたとしみじみ理解できた」という話。

 

アスペルガーや発達障害関係の活動とともに、

”セラピストの育成”を仕事としています。

 

この仕事は1998年から行っているもので私のライフワークとなっています。

私の専門分野は「バッチフラワーレメディ」という、

ハーブを使ってマイナス感情を鎮めるイギリスの伝統的な植物療法で、

この療法の教育が日本で本格的に始められて20年のうち15年関わっているので、

うちも老舗の域に入ってきたのではないかと思います。

 

最近は、講師や講演家としての活動が増えたので、

引き込まれて夢中で聞いているうちに、知識がしっかり身につき、

もっともっと学びたくなるというレベルを、自分が育成するセラピストには求めています。

 

講義を聞いて、私自身に気づきや学ぶ喜びを感じなければ不合格。

先日、そんなセラピストの講義を聞いていて、大きな気づきがありました。

 

人が小さな落ち込みから、どんどん深い挫折感にはまり、

最後には絶望にまでいたってしまう過程について講義を聞いていたところ、

「アズさんは、いままでどのレベルの絶望感を経験したことがあるか?(差し支えのない範囲で)」との問いに、

「とても辛かったけれど、最後は復讐心に支えられてなんとかもちこたえることができました。」と答える自分がいました。

 

実は最も深い絶望にとらわれたときには、
もう怒りや悲しみなどのマイナス感情すら感じることができなくなってしまうのです。

 

感情の麻痺、「無気力」といえば分かりやすいでしょうか。

 

「復讐心」というマイナス感情があったおかげで、

私は最後、この「無気力」に陥らなくて済んだのだなと気がついたのです。

 

そしてもうひとつ気が付いたのは、

「自分を守ってくれたマイナス感情は手放し難い」ということです。

 

いまでは私の感情は以前に比べてとても落ち着き、幸福感も高いのですが、

少しバランスを崩すと、どうしても「悔しい」という感情が湧いてくる。

 

かつて抱いた「復讐心」ほど強いものではないけれど、本質は同じです。

 

そうか、私が一番辛かったときに私を完全な絶望から守ってくれた感情だから、

なかなか手放せないのだなと気づくことができました。

 

そして、「もう手放しても大丈夫かもしれない」とまで思えたのです。

 

認定講師育成のための模擬講座でしたが、こんなに大きな気持ちの変化がもたらされ、

すっきりと、私が担当していた講座を今後受け持ってもらうことを決めました。

 

こだわって自分でやり続けてきた講座を、納得で人に譲れるのはうれしいことです。

 

「野ばら(ワイルドローズ)」は、完全な無気力を癒し、

もう一度生まれ変わって何かをやってみようという気力をもたらしてくれる力を持つ植物です。

 

タロットカードに描かれている死神が掲げる旗にワイルドローズが描かれており、

そのカードの意味は「再生」です。

 

私はその「無気力」までは至りませんでしたが、

そこから救ってくれた「復讐心」を手放す気になったことで、

この植物が印象に残りました。

 

 

 

(家庭でできる心のケア)

バッチフラワーレメディスペシャルセミナー
https://asnaoko.com/certification-courses/bachspecial/

怒りや不安、パニックやトラウマなどのマイナス感情を、
言葉がけとフラワーエッセンスを使い、穏やかに鎮めることができます。
医薬品ではないため、副作用の心配もなく心のケアができます。

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英国式植物療法バッチフラワーレメディは、
1936年に医師であるエドワード・バッチ博士により完成された、
伝統的で信頼性の高いメソッドです。
38種の植物エッセンスを飲んでマイナス感情を変えていくことができます。
アスペルガー・発達障害の影響による生きづらさを、
私は1998年よりこのメソッドでケアしていきました。
専門的な勉強ができる講座を広尾88アカデミーで開講しています。

アスペルガーと似ている状態には、
認知症でも、貧血でも、老化でも、愛情不足でも、教育不足でもなります。
薬があるわけではないので、
生活習慣や人間関係の工夫など、共通の対策でずいぶん楽になります。
私がお伝えする事に、
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