発達障害者、家から一歩も出ない働き方。

「発達障害者、家から一歩も出ない働き方。」

元気だ元気だと思っていた母が、年内に計3回の心臓の手術を受けることになった。昭和時代の男性らしく、構わない父。長女の私がやはり手伝いに行くことになる。たとえ父がしっかりしていても手伝いには行ってあげたい。義理の両親と同居して介護の末2人を見送り、生まれつきのハンディがある妹の世話に40年以上明け暮れ、まるで人のために生きているような人生、自分が弱った時に誰も助けてくれないのではあまりに報われない。

「介護」や「看病」について私には大きなトラウマがある。24歳で結婚をしたけれど、夫は10歳年上。10年先のことが今起こるのだと思う。私にとっての義理の母が末期ガンとわかり、結婚と同時に看病生活が始まった。したこともない付き添いや、清拭など、仕事の傍に続けようとし、あっという間に鬱になって潰れた。病院に向かう電車に乗ろうとすると強い吐き気に襲われる。病院に見舞いにも行かれなくなった。余命3ヶ月と言われたところ、義母は1年以上を生き、最後はホスピス。亡くなった後に見つかった手帳の最後のメモが、私の誕生日だったとわかったときに心が潰れた。自分は人として許されないことをしたという思いで、まともに生活できるようになるまで数年かかった。

その後何年もかけて、また介護に携わる機会があり、介護鬱にまでなった私が介護施設に2年勤めるという経験もした。それで気持ちが済んだ訳ではなくて、まだ未消化なところはあるけれど、なんとなく、学びきれなかったことはずっとついて回るのだなと思うようになった。

命はめぐるものだから、両親の老いは確実にくるものとして考えることが実はよくあった。悲しい思いのまま旅立たせてしまった義母。介護施設ではあまりの大人数に、時間に押し込めるようなことも多々してしまった。弱いものへの母の献身ぶりを見て育ったということもあり、もしも母が老いた時には、何回目の正直かわからないけれど、もう介護で失敗したくない。ゆっくりと楽しくそばに入られたらいいなとなんとなく夢見ている。仕事のこと、お金のこと、家族のこと、何か気になってるから老いに寄り添うことが辛くなる。仕事に心配なく、たっぷりと余裕があれば、実は老人も病人もとても愛らしい存在になる。

たくさんの人の助けや応援で、私は広尾にオフィスを構えて、自分にとってはダイナミックな仕事をしている。でも、実は起業した当時、うつ病状態での在宅仕事だったので、「家から一歩も出ない働き方」をコンセプトとして掲げていた。母はまだ十分に自分で動ける。まだ時間はある。でも徐々に、誰がいつどうなってもいいように、この「家から一歩も出ない働き方」を今の時代に合わせて確立しておこうと考えている。

そこには私自身が発達障害者であることや、ここ数年どうにもならない体の痛みが進行しているという事情もある。それでも私は働きたい。同時に、人に寄り添うということを全うしたいという気持ちが強い。今日、母の入院予定に合わせて、預けていた飼い猫のとら蔵を引き取りに行ってきた。毎日、丁寧に猫と遊んでくれた母と比べて、とら蔵は私のことどう思うだろうか?とら蔵もまた16歳のおじいちゃん猫。さびしい思いはさせたくない。

まだ動ける、まだ間に合う、実はこんな時期を予測しながら私は自営業を続けてきている。大丈夫、備えはできているのだから。

 

私がセラピスト養成を手がける、
英国式植物療法バッチフラワーレメディは、

1936年に医師であるエドワード・バッチ博士により完成された、
伝統的で信頼性の高いメソッドです。

38種の植物エッセンスを飲んでマイナス感情を変えていくことができます。
アスペルガー・発達障害の影響による生きづらさを、
私は1998年よりこのメソッドでケアしていきました。
専門的な勉強ができる講座を広尾88アカデミーで開講しています。

アスペルガーと似ている状態には、
認知症でも、貧血でも、老化でも、愛情不足でも、教育不足でもなります。
薬があるわけではないので、
生活習慣や人間関係の工夫など、共通の対策でずいぶん楽になります。
私がお伝えする事に、
「私と似ている」と思う事がひとつでもあれば、
このブログはとても役立つはずですから、ぜひ継続して読んでください。

 

 

 

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