「換気扇回して!」
「窓開けて!」
「アロマたいて!」
これは、夏場によくある私のオフィスの風景。
体臭がきつい人がひとりでもいると、
におい過敏があるものだから、こうなる。
くさい人が帰られた瞬間、換気しまくる。
自分のことは自分は一番わからないように、
臭い人は自分のにおいに一番気がついていない。
「くさいです。」って、
アスペルガーの私でもわかる、
言うとひどく当人を傷つけることなので、
ご家族など、近しい人が教えてあげてくれないかなと願うのみ。
発達障害の人はさまざまな過敏症を抱える。
におい過敏もそのひとつ。
嗅覚が鋭くて、敏感ににおいを感じストレスとする。
頭痛や吐き気など、気分不快や体調不良に直結するので、
本人にとってはとても辛い。
化粧品、香水、洗剤など人口のにおい、
自分が嫌いな食べ物のにおい、
建物の中にいるだけで、塗料などのにおいにも反応する。
私は当事者の立場として、
におい過敏がある人が少しでも楽になるように、
マスクの着用や、
家庭内のにおいの見直しなどを原稿に書く。
でも、これだけ世の中ってにおいにあふれているから、
逃げようがない面がある。
自衛しないといつまでも苦しい。
もうひとつ、発達障害者にはコミュニケーション不全もついて回る。
人とうまくコミュニケーションが取れない。
思っていることをそのままぶつけるなど、
人が傷つくことに対して、うまく配慮ができない。
結論から言えば、
におい過敏がある人は、過敏なのは自分の都合なので、
「くさい」とうっかり言わないこと。
人は「くさい」と言われるとひどく傷つき、
そして怒りたくなる。
「くさいやつ」とクラスの中で言われたら、それは立派ないじめの文句。
過敏ではない人にとっては、騒ぐ程でもない自然な生活臭。
過敏ではない人にとっては、心地よい香りの演出。
過敏ではない人にとっては、ブランドものの化粧品や香水など高級感の証。
そもそも、苦手なにおいがするところにはいかない。
化粧品のにおいが漂うデパートでの買い物などは、いまどき大抵ネットで済む。
どうしても行かなければならないときはマスクで自衛。
もしも気分が悪くなったら、
「大変申し訳ありません、私の特別な体質で、ちょっと気分がすぐれないだけです。
お気になさらないでください。」と、
その場の雰囲気を壊してしまったり、心配させてしまうことをまず詫びよう。
家庭や学校など、
どうしても毎日ずっといなければならず、
周囲の人と信頼関係をつくり、助けてもらえるなら、
自分の事情を訴えてもよいのかもしれない。
でも、通りすがりくらいの関係の人に、
あれもこれも苦手、
まして「くさい」なんて、失礼になるだけだ。
だから私も、弊社に来るお客様に「くさい」なんて言わない。
ただ、伝わるといいなと思いここに書くだけ。
人様に何かを言う前に、
まず、自分がくさくないか、汚くないか、失礼じゃないかを気にしよう。
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アスペルガー・発達障害の影響による生きづらさを、
私は1998年よりこのメソッドでケアしていきました。
専門的な勉強ができる講座を広尾88アカデミーで開講しています。
アスペルガーと似ている状態には、
認知症でも、貧血でも、老化でも、愛情不足でも、教育不足でもなります。
薬があるわけではないので、
生活習慣や人間関係の工夫など、共通の対策でずいぶん楽になります。
私がお伝えする事に、
「私と似ている」と思う事がひとつでもあれば、
このブログはとても役立つはずですから、ぜひ継続して読んでください。
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より多くの人に私の思いが伝わります。
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