発達障害、自分が悪いと納得できないときに。

アスペルガーの特性で厄介だと思うのは、多くの他人様と異なる感覚を持っているということ。人と意見が合わない。常識と思っていることが違うということがよく起きる。自分の方が変わり者だと頭ではわかっているのに、折り合えない。私は相手が間違っていると思うし、相手は私が非常識だと思う。「謝れ」と言われても謝れない。そうしているうちに人間関係が破綻してしまう。

 

「自分が悪いと思っていないのか」と呆れられることもある。大抵は悪いと思っていない。むしろ、相手の方が間違っていると思う。悪いと思っていないから謝れない。そもそも自分が謝った方がいいという空気にすら気がつかない。

 

今は、都度人間関係破綻していては、ビジネスが成り立たないので工夫している。まず謝る、すぐに謝る。常に自分が間違ったことをしていないか確認しては、少しでも違和感があれば謝る。そうしておけば大抵ご縁は安泰となる。何が正しいかなんて多分答えが出ないことで、相手を尊重する態度が大事なんだと思う。

 

万が一、相手が本当に悪い時も、「間違っている」とトドメをさしてはいけない。自分が正論を振りかざす時ほど、相手の顔を潰さないように気を使わなければならない。こういう気の使い方は苦手なのだけれども、私もせっかく仲良くなれる人を失うのは嫌だと思っている。

 

謝りまくって、次にしなければならないのは、全く納得していない自分の心を救済すること。「どうして自分は間違っていないのに、頭を下げなければならないのだろう。」、この思いが溜まっていいことはない。

 

私は正しいかもしれない、でも相手が嫌な気持ちになったという事実があるなら、そのことに対して謝ればいい。心地よく伝えてあげられなくてゴメンなさい。他に言い方もあっただろうに、傷つける言葉を選んでしまうのは私の落ち度。

 

「不快に感じさせたことをまず詫びる」

 

すごく仲良くなれなくていいので、せめて憎みあう事はなくしたい。もう誰ともケンカしたくないと40歳をすぎてまで願う。まるで小学生の願いのようだ。

 

 

 

 

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