【働き方】職住近接 さよなら電車通勤

私は間も無く50歳になる、アラフィフ発達障害者です。診断を受けたのが、間も無く40歳になることでしたので、それまではどうして自分には人並みにできないことがこんなに多いのか、悩むことの連続でした。

 

苦手でたまらないことも、「できて当たり前」と思い込んでいると、避けようという考えがなかなか浮かびません。苦しくても苦しくても、いつかはきっとできるようになると、挑んでいってしまっていたのですが、発達障害の診断を受けて、「できない理由がある」とわかり、ようやくそこから「対策」ということを考えることができるようになりました。

 

 本当に楽になりました。診断を受けることに抵抗感が強い方もいるようですが、例え「障害者」と名前がついても、楽になる方が多少格好悪くなるより全然いいです。最近では、障害者でも素敵な方や活躍している方がたくさんいます。猛抵抗するほど嫌なものではありません。一刻も早く自分に必要な対策を知り楽になりましょう。実を取りましょう。

 

 そんな私が徹底的にしなくなったのが車や電車での「移動」です。中でも電車通勤です。このことについて言う資格はあると思います。大学を卒業してから、最も混雑する路線を含めてこれだけの通勤を経験してきました。

 

戸塚-新橋(約1時間上り)
戸塚-麹町(約1.5時間上り)
戸塚-渋谷(約1時間上り)
戸塚-練馬(約2時間上り)
戸塚-恵比寿(約1時間上り)

 

 本当につい最近まで、めちゃ混みの通勤電車に乗ってオフィスに通っていました。遅刻、乗り物酔い、乗り間違い、忘れ物など、あらゆるトラブルが移動にはついて回りました。疲れ果てて我慢ができなくなった頃にはグリーン車での移動になりましたが、あまりのコストの高さに、オフィス近くへの引越しを結構したと言う経緯がありました。

 

 今は、職場と住まいが1分かからない至近距離になり天国のようです。こう言うのを「職住近接」と言うのだそうですが、すぐそばなので遅刻のリスクなし、道に迷うはずもない、忘れ物をしてもすぐ取りにいかれる、体調不良時にもすぐに自宅で休めるなど、メリットしか思いつきません。

 

 しかも思い切って、都内のどこにでもタクシーですぐにいかれる場所を選びました。家賃が高くても、苦しみ抜いた長い年月を思うと、二度と前の状態に戻りたくはありません。

 

 引越しや転職。確かに人生においての大事で、ここを変えるのは勇気がいることでしょう。でもやろうと思えばできますよね?少なくとも長年苦しむよりは、その努力は苦しくないと思えます。

 

 そうこうしているうちに、新型コロナの感染拡大で、世の中はあっと言う間にテレワークの時代に突入しました。「職住近接」どころか、一気に「在宅仕事」があって当たり前になりました。

 

なんだ、やればできるじゃん。と企業に対して思いましたが、それは同時に個人に対しても、「やればできる」ことが思い知らされる出来事だったのです。

 

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