季節は待つもの、スウィートチェストナット
昔、「Sweet Season」というドラマを見ていて、こんな素敵な言葉に出会いました。
「Sweet Season」の意味は、”甘い季節”ではなくて、”季節は待つもの”。長く冷たい冬の間、明るい春が来る事を信じる時期。そのことこそを「Sweet Season」と言うのだそうです。
ドラマ 「Sweet Season」
Sweet Season(スウィート・シーズン)は、1998年1月15日 – 3月26日の木曜22:00 – 22:54にTBSで放送されたテレビドラマ。松嶋菜々子の民放連続ドラマ初主演作。旅行会社に勤めるOLが上司と不倫の仲になり、その中で繰り広げられる愛憎劇。相手役は椎名桔平。とよた真帆、野際陽子などが出演。サザンオールスターズの「LOVE AFFAIR ~秘密のデート」も大ヒットを飛ばした。
以来、”Sweet”と言う言葉がとても好きになりましたが、”Sweet Chestnut”は栗のこと。日本では「大きな栗の樹の下で」と、可愛い童謡のイメージが先行し、あまり巨樹や神木といった、神々しいイメージはないかもしれませんが、千年以上を生きる巨樹で、長い間生きれば当然環境の影響を受けて、うろやねじれなど様々な変形が出ます。
どんな季節も生き抜いて、待ち望んだ実りの季節にはあの甘く栄養に富んだ栗の実をつけて、秋の恵みを感じさせてくれます。中国でも日本でも甘栗を食べる習慣がありますから、固い殻を割って甘い実を食べるあの感覚が大好きな人も多いことでしょう。私は母方の祖父が甘栗の皮を割るのがとても上手だったので、お正月に遊びに行くと甘栗を祖父と一緒に食べる、そんなおめでたく、楽しいイメージを持っています。
長い長い間、ずっと同じ悩みや苦しみを抱えることがあります。いつそこから卒業できるかわからない、夢が叶うかもわからない。「いつかきっと」と思いつつ、辛い時間の中で出口が見えるのを待っている間に、心が折れてしまう人もいることでしょう。今は治す方法がまだ確立していない病気になってしまった。好きだった人が他の人のものになってしまった。(ドラマでは、好きになった人が、すでに結婚していたと言う設定でした)。大好きなペットが旅立ってしまった。景気の波の中で、ずっとビジネスの苦戦を強いられている。
私の場合はどうでしょう。
1998年にネットショップをオープンし、あれからずっとこの仕事を営んできました。
私に長所があるとすれば、同じことをずっと続ける根気が備わっていることでしょう。小さなネットショップは少しずつ成長し、時には大きな失敗も経験しながら、私のライフワークとして確立することができました。
商いは「飽きない」と言うくらいですから、こんなマイクロビジネスでもそのマインドは必ず必要です。
まずは自分が飽きないこと。いつもバッチフラワーレメディを使い、学び、そしてどうやって伝えていこうか考え続ける。幸い飽きたことはこれまで一度もありませんが、緊張感は常にあって、時々、「もっと楽しく取り組めたらな」と思うことがあります。
それからもっとハードルが上がるのが、お客様を飽きさせないこと。バッチフラワーレメディは長い長い時間をかけて、経験や体感を積んでいくことこそが面白いので、すぐに飽きて離れてしまっては本当にもったいないのです。人は飽きるもの。もっと新しいものを知りたい、試してみたい、そんな新鮮さの魅力に打ち勝つ工夫を毎日考え続けています。
長く続けることができる喜びと、長い間同じ課題の中にいると言う苦しみは表裏一体。根気があるからこそ、季節を待つ時間を納得しながら過ごせるよう、このエッセンスは私の支えになるものかもしれないですね。
30: スウィートチェストナット (Sweet Chestnut)
長い間辛い状態が変わることなく続いているあなたが、
どんな状況にも希望を持つことができるようになります。
科名: クリ科 和名: 西洋クリ 学名Castanea sativa
製造方法:煮沸法 開花の時期:7月
スウィートチェストナットのネガティブな状態
・苦悩やストレスが限界に達し、憔悴仕切っている。
・出口のないトンネルの中にいるような絶望感。
・変わることのない辛い状況に希望を持つことができないでいる。
スウィートチェストナットを使ったときに起きる変化
・どんな状況でも希望を持つことができる。
・いつかきっとよくなることを信じることができる。
・気持ちが変わることで現況を打開することができる人もいる。