昨日、1年間連載をした、
全国の保健室で読まれる専門誌の原稿を書き終わった。
執筆を通じて本当に勉強になった。
学校というところがどういうところなのか。
保健室の先生のお仕事はどのようなものなのか。
発達障害についてわかってほしいという訴えはよく目にするけれど、
発達障害について支える側の事情や気持ちも理解しないとフェアじゃない。
「保健室の先生の本当の気持ち」を、
もっと知りたいとと思うきっかけになった。
意外に感じたのが、
発達障害の特質について、あまり知られていないこと。
テレビでも度々取り上げられているし、
本もたくさん出ている。
著名人が次々と自分は当事者だとカミングアウトもしている。
でも、基本的(と私が感じている)体質や気質について本当に知られていない。
保健室の先生が対象だから、
多分、不調のある子どものことはよくご存知で、
体質気質の説明はほぼいらないかと思ったけれど、
それこそが求められている情報だということに驚いた。
光過敏への対応に、
一体どんな道具を使って、どのくらい暗くすればよいのか。
触覚過敏に、
どんな着替えを保健室に用意しておけばよいのか。
一つ一つに細かいマニュアルのようなものがないと、
理解をして助けてもらうことが難しい。
これは、道のりが長いなと思った。
保健室の先生に、もっと勉強してほしいと言いたいのではない。
私のような発達障害当事者が、
「きちんとしないさい」と言われて途方にくれてるのに似ている。
曖昧な誘導ではなくて、
具体的に細かく、シーン別に説明をしないと、
特に経験をしたことがないことは実践がしにくいということだ。
発達障害について情報発信を続け、
これくらいのことはもうみんなわかっているだろうと思うようになってしまった、
私を改めなければならないと思った。
自分にとっての当たり前は、
多くの人にとっての当たり前ではない。
認知症という言葉を知らない人はいないと思うけれど、
実際に認知症の人と接したことがある人は限られるし、
経験を積み、上手な対処を知っている人はもっと限られるだろう。
12回、書かせていただいて本当によかった。
私が陥りかけていた、
発達障害の「当たり前」から救っていただいた。
この12冊は、発達障害を持つ、特にお母さんの役に立つはず。
ぜひバックナンバーを手に入れてほしい。
編集担当の小川さんには心からの感謝の気持ちをお伝えしたい。
本当にありがとうございました。
(バックナンバーのお申込)
http://www.school-health.jp/backnumber/
(掲載期間)
2016年7月号~2017年6月号
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アスペルガーと似ている状態には、
認知症でも、貧血でも、老化でも、愛情不足でも、教育不足でもなります。
薬があるわけではないので、
生活習慣や人間関係の工夫など、共通の対策でずいぶん楽になります。
私がお伝えする事に、
「私と似ている」と思う事がひとつでもあれば、
このブログはとても役立つはずですから、ぜひ継続して読んでください。
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より多くの人に私の思いが伝わります。
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