「自然は意外と癒されない」
満開の桜も散り始め、葉桜になってきている。
残念に思うのと同時に、
少しホッとする。
美しい桜、
華やかな桜に、
お祭り気分でいなければならないような、
自分も何か花開いていなくてはいけないような。
お花見に興じる人の様子を見て、
「いいなあ、きっと何かを成し遂げて、
晴れ晴れとお花見をしているのだ。」と、
勝手に羨んだりしている。
アスペルガーを含む発達障害者には、
情緒を安定させる脳内物質が生来少ないのだそうで、
半ば体質的にこんな風にネガティブになる。
そのことを専門書を読んで知ってから、
暗い気持ちになったら、
すぐに軌道修正するようにしている。
その考え方は間違っている。
人も世の中もそんなに悪くはないと。
植物をよく観察していると、
そのリズムは意外と目まぐるしい。
桜が散り始めると、
今度はハナミズキが一気に葉を広げ、
花が赤や白に染まり始める。
レッドチェストナット(赤花トチノキ)も、
1年近く変わらない姿の芽がぱかっと割れて、
葉も花もそれこそ一気に伸びていく。
裸だったイチョウの樹にも、
うっすら新芽が出てくるのもこのタイミング。
一度、広尾の植物をつぶさに観察して、
写真で記録をつけようかと思ったけれと諦めた。
あまりにも種類が多く、
サイクルがめまぐるしい。
自然は意外と癒されない。
いくつものタイミングを持っていて、
スピーディーだったり、突然だったり。
その植物の一番美しい時を見逃すことも多く、
自分の鈍さに落ち込むこともあるくらいだ。
農業に従事している方や、
縄文人のように自然の恵みで生きていた人たちは、
大変だっただろうな。
それ!と動かないと、
食いっぱぐれる。
いや、次から次へと、
いろんな恵みを差し出されると考えたほうがいいか。
いずれにしても、
癒されるというよりは刺激を受ける。
動けないとき、動きたくないときなどは、
競争心のようなものがとても刺激される。
もしも落ち込んで動けない人がいたら、
軽く散歩でもして、
植物を眺めていたらいい。
どんどん展開していく彼らを眺めていると、
自分も影響されて動きが出てくる。
動きを感じるだけでもいい。
私たちの中にも、独特のリズムやタイミングがあるはず。
それを感じるだけでも回復に向かえる。
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アスペルガー・発達障害の影響による生きづらさを、
私は1998年よりこのメソッドでケアしていきました。
専門的な勉強ができる講座を広尾88アカデミーで開講しています。
アスペルガーと似ている状態には、
認知症でも、貧血でも、老化でも、愛情不足でも、教育不足でもなります。
薬があるわけではないので、
生活習慣や人間関係の工夫など、共通の対策でずいぶん楽になります。
私がお伝えする事に、
「私と似ている」と思う事がひとつでもあれば、
このブログはとても役立つはずですから、ぜひ継続して読んでください。
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