アスペルガーの強い個性は人に違和感をあたえることがよくあり、
それが嫌われる理由にもなりやすいのです。
子どものころはそれがわからず、
知らないうちに嫌われていることに苦しみました。
クラスにひとりはいる嫌われ者、それが私です。
クラスの人気者がまぶしくて、自分とは人種が違うと思っていました。
そんな嫌われる理由のひとつに、
目つきへのの違和感があります。
人と話すときに、目を全く合わせることができない。
反対にじっと見すぎてしまう。
どこを見ているかわからない。
そんなアンバランスを持っている当事者がよくいます。
私はそれに加えて、生まれつき外斜視という、
目の筋力が弱くて目つきをコントロールできないという病気をもっていました。
ヒラメとかロンパリとかよくからかわれましたが、
そのため人とどう目を合わせたらよいかということがいつもプレッシャーとなり、
写真を撮られることもとても苦手になりました。
今回、伝えたいのは、
視線のコントロールの仕方ではなく、
気まずい空気になってしまったときの打ち破り方です。
学生時代にアルバイトをするようになって気がついたのですが、
職場というところでは、決まり文句がよく行き交います。
先輩とすれ違ったときや、
先に帰るとき、
ふと目があったときなどに、決まり文句があると気がついたのです。
・お疲れさまです
・お先に失礼します(お先で~す)
・いつもありがとうございます
あととっさに言葉が出ないときには軽く会釈をしてその場を離れます。
これは目がうまく合わせられないときにはとても役立ちます。
多分、一緒にいる時間が長いので、
会話をするほどでもないけれど、
無音では不自然なときのつなぎなのだろうと考えました。
沈黙が長いほど、アスペルガーの目つきは泳いでおかしなことになります。
さっと一言発して、その場を離れるのが得策と思います。
そもそも長く、一対一で人と向き合わないほうが無難。
周囲の方はできるだけそういうシュチュエーションに、
アスペルガーを置かないようにしてください。
いろいろな理由で人づきあいが苦手な私は、
人と一緒にいることがストレスです。
どうしたらうまくいくかな、嫌われないかなと全方位神経をはりめぐらせています。
そんなときに決まった言葉やしぐやがあるととても楽に切り抜けられるのです。
「こう言っておけば大丈夫」という一言を持っておきましょう。
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