2020年、コロナウイルスのニュースに日本が揺れています。日に日に感染者は増え、正直恐怖を感じます。中国と縁の深い家庭なので、SARSの時にも人ごとではなく状況を見守っていましたが、今回は日本国内でこれだけの感染者が出て、明日我が身に起こっても不思議のない印象を受けています。
近隣の飲食店では明らかに客足が減っています。博物館に行ったスタッフが、普段は見学の子どもたちがたくさんいると聞いていたけれど、子どもの姿が一人もなくて静かだったと言っていました。
発達障害の影響があり、どこに勤めてもミスの頻発や、人間関係の衝突で長続きした試しがありませんでした。たくさんの会社をクビになった後、妊娠を機にどこかに勤めることを諦め、在宅起業に舵を切りました。1998年のことでした。出産後、赤ちゃんとの生活が始まってみて、予防接種などで区役所にいくなどの用事が意外と多かったり、病気になったり、もしも会社勤めだったら大変だと思いました。その後、介護なども経験することになり、その度に好きな時間に働くことができる在宅仕事のおかげで不器用な私でもなんとか働き続けることができました。
自分自身に、外で働くことができない弱さがあったので、私は四畳半一間とパソコン一台でできるネットショップでの起業を選びました。赤ちゃんがいたので、自然と外出には制限がかかります。一生懸命、家から一歩も出ないで仕事ができる方法を考えました。1998年当時はまだ「ブログ」がなかった時代です。ホームページビルダーでコツコツ作るネットショップ、CGIを使った日記や掲示板。何もかもが手探りでした。銀行はネットバンキングにし、買い物は宅配にし、自分が出向かなくても、郵便局や宅配会社が荷物を発送したい時には、来てくれることを知り、工夫をすれば、本当に家から一歩も出ないで働くことが可能だと言うことに、心が躍りました。
これまでは、自分自身に原因があって勤めることができず、在宅仕事を作り上げてきたと言うのが私の歴史でした。
ところが今回のコロナウイルスの流行もそうですが、場合によっては、自分は大丈夫だけれども、環境が自由な外出を許さないケースがあるのだと思いました。満員電車に乗ったり、人が集まったりすれば病気がうつるかもしれないと言うケース。現在の私はフリーランスとして、在宅仕事にこだわらず様々な仕事をいただくことができています。でも、久しぶりに、多くの仕事をそれぞれが住んでいるところで行うことができるよう、家から一歩も出ない働き方に切り替えました。
病気の流行だけではありません。災害等が起こり、働く先も、自分が暮らす環境も機能しなくなった場合、似たような状況になるでしょう。例えばインターネットで全国とつながる仕事なら、被災していない地域とのやり取りで仕事を続けることが可能になります。
経営者にとっては縁起でもない話なので、あまりしたくない例え話なのですが、勤め先が潰れるなどして、通う先がなくなることに遭遇しないとも限りません。家から出ないと言うよりは、勤め先と関わりのない仕事を複数持っておく方が安心です。
私の弱さは、時間をかけて、どんなことがあっても仕事ができる強さを生み出しました。ぜひいま、こうした備えをおすすめします。弱さを抱える方にこそ、準備をしていただきたいと思います。
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